自己紹介とキャリアサマリー
私は現在40代で、Avintonジャパンに入社し5年目になります。
2019年転職当初はバックオフィスで外国籍エンジニアのサポート業務を2年間担当し、その後1年間は翻訳担当として勤務しました。現在は移動体通信会社のPMOとして3年半にわたりプロジェクトに携わっています。
私のキャリアパスをお話させていただきます。
新卒のときに就職氷河期で100社ほど落ち、卒業後はオーガニック食品卸会社に就職し、受発注や倉庫作業、販売、営業、調理補助など幅広い業務を経験し、20代で多忙な日々を送っていましたが、倒産の兆候を機に退職し、ハワイとオレゴンで半年リフレッシュしました。
リーマンショック直後に帰国し、20代後半で食品業界に特化した転職活動の難しさを痛感しました。その後、外資系の理化学器材を扱う会社に転職し、受発注やカスタマーサービスの担当として約10年間勤務しました。この間、先輩から事務能力の質を向上させる工夫を細かく学びました。また、プライベートではNPO活動や資格取得にも取り組み、自己成長を図りました。
Avintonには異業種・異業界からの転職でしたが、これまでプライベートで幅広い人と交流し、多様な経験を積んできたことが役立ったと感じています。このような経験が「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」のような偶然を引き寄せ、現在のキャリアに繋がっていると実感しています。
なぜIT業界へ?バックオフィスからキャリアチェンジを決意した理由
前職での経験と、IT業界に興味を持ったきっかけ
前職では外資の理化学器材を扱う会社で受発注とカスタマーサービスの担当をしていました。毎日大量に電話をとりながら、受注や納品書の封書詰めなど、細かく締切りに追われていました。毎日大量の電話対応や受注処理、納品書の封入作業など締切に間に合わせるためのスピード感が求められる日々を送っていました。
このような高速の事務処理を1日8時間続け、「将来的に体力や集中力を維持するのは難しいかもしれない」と感じることがありました。
上司に「異動したい」や「IT化してチャットボットに任せて電話対応を減らしたい」
「業務をIT化して、電話対応を減らしたい」と言い提案したものの、何年も断られていました実現には至りませんでした。
プライベートでNPOのスピーチクラブに所属し、IT業界で働く方々と交流する機会がありました。その中で、プロジェクト型の仕事や、客先常駐(SES)という仕事の形態を知り、「同じ業務を繰り返すだけではなく、プロジェクトが終われば新しい挑戦が始まる仕事スタイルは魅力的だ」と感じるようになりました。
当社を選んだ理由(企業文化、成長性、事業内容など)
実は転職当初は、IT業界やAvintonについて深い知識があったわけではありませんでした。
しかし、転職を考え始めた1年ほど前に、Avintonの元社員である知人から仕事やプライベートの話しを聞く機会があり、「自由な働き方ができる会社だな」と強く印象に残っていました。その後、偶然Avintonの求人に彼が紹介されているのを目にし、興味を持って会社説明会に参加しました。説明会を通じて会社の文化や柔軟な働き方に魅力を感じ、最終的に入社を決意しました。
入社当初の驚きと懸念
入社してまず驚いたのは、FAX、電話、プリンタが無いことでした。前職ではFAXでの受注、一日に100本以上の電話対応、納品書を毎日500枚印刷する業務が当たり前だったため、これらのツールが存在しない環境は衝撃的でした。
また、客先常駐(SES)の働き方については入社当初イメージがつかず、不安に感じることもありました。入社当初はAvinton本社のバックオフィスとして、SESエンジニアの後方支援を担当していました。その後、SESの働き方を理解する中で、自分自身もSESとしてプロジェクトに参画することになりました。
バックオフィスから移動体通信会社のPMOへ!キャリアアップの軌跡
バックオフィスでの経験が、PMOの仕事にどう活かされたか
入社当初はバックオフィスとして、移動体通信のプロジェクトで外国籍エンジニアのサポート業務を担当しました。(具体的には、ビザ申請や入国・入社案内、入場付き添い、パソコンや業務端末の貸与、タイムシートや経費申請の確認、クレーム対応など、多岐にわたる業務を経験しました)
この業務を通じて、移動体通信会社では「スピード」と「柔軟性」が求められることを強く実感しました。
バックオフィスで培った業務の進め方や対応力は、PMOとしてプロジェクト全体を俯瞰しながら支援する際にも役立っています。
移動体通信会社のPMOとして、どんなプロジェクトに関わったか
新しい基地局の建設後に電波発射を行う新規基地局電波発射プロジェクトに配属されました。具体的には、「KPI(重要業績達成度指標)の集計」、「週次や月次会議の運営」、「上層部向け会議資料の作成」などを行っていました。これらの業務を通じて、データの正確な集計と会議運営の効率化を意識し、プロジェクトの進行を支援しました。
その中で得た学び
過去に小規模な会社での勤務経験しかなかったため、大規模な企業での業務は一つひとつが新鮮で、慣れるまでは神経を使う場面も多くありました。
特にデータ量の多さが印象的で、ExcelやVBA、PowerPoint、BIツールの活用スキルが格段に向上しました。
また、会議運営についても学びがありました。少人数の会議と、数百人規模のでは仕組み化の工夫が全く異なり、効率的な運用方法を考える力が身につきました。会議資料の作成では、チーム内向けと上層部向けでは、正確性やデザイン、項目の優先順位が大きく異なるため、相手の立場やニーズを意識する力が養われました。
加えて、業務を通じてさまざまな立場の方々とコミュニケーションを取る機会があり、プロジェクト全体を俯瞰しながら協力関係を築く面白さも実感しました。
IT業界未経験からIT業界のPMOになるためのステップ
PMOの仕事内容とやりがい
PMOの主な仕事内容は、プロジェクトマネジャー(PM)からの依頼に対して適切なアウトプットを行うことです。ただし、単に依頼をこなすだけでなく、事前に必要となることを予測し、積極的に提案することを心がけました。こうした姿勢が、長期的な信頼関係に繋がったと感じています。
やりがいとしては、大規模な組織の中で多様な方々と関わることが挙げられます。また、改善の提案が採用され、業務効率化や成果に繋がったときは特に達成感があります。
IT業界未経験からPMOになるためのステップ
PMOと一言で言っても職務内容や要件はプロジェクトによって異なりますが、私の場合、前職での経験が強みとなりました。具体的には、「Excelでのデータ処理経験」、「コミュニケーション能力」、「大人数での会議経験」といった経験が、IT業界未経験でもPMOとしてスムーズに業務を進めるための基盤となったと感じています。
プロジェクトを成功させるための秘訣
プロジェクト成功の秘訣は、地道な工程を丁寧に一つずつ確実に進めることです。分からないことや出来ないことがあれば、周囲と連携を密にしながら気づいた課題を一つずつ改善していくことが重要です。こうした地道な積み重ねが、最終的な成果や長期的な信頼関係に繋がると実感しています。
プライベートも充実!仕事とプライベートの両立
仕事終わりや休みの日はどのように過ごしているか
帰宅後は、筋トレ10分(オンラインワークアウトサロンに入ってます)、夕飯を食べて、お風呂に入る(時々買い物や料理も)、これがルーチンです。朝は、時々瞑想時間を取ったりしています。
休みの日は、ダンス、温泉・サウナ、友達や家族との時間を楽しんだり、推し活をしたりしています。また、自然に触れるために海や山に出かけることもあり、心身ともにリフレッシュしています。
ワークライフバランスを保つための工夫
20代から30代にかけては、仕事やNPO活動に忙殺され、プライベートの時間をほとんど確保できないことが多くありました。その反省もあり、今は意識的に身体と心のケアに時間を使うようにしています。
心が静かに整っていると、仕事でどのような状況に直面してもブレずに対応でき、集中力や判断力が研ぎ澄まされると実感しています。
入社してよかったこと、今後の目標
当社で働く魅力
当社の魅力は、新しいことに挑戦する機会が豊富にあることです。
過去に英語を学んでいた際に、「翻訳家はどのような仕事なのだろう?」と漠然と考えたことはありましたが、実際に自分が翻訳の仕事をするとは思っていませんでした。
PMOになる前に1年間、ソフトウェアのマニュアル翻訳プロジェクトに携わる機会がありました。これまでのキャリアでは想像していなかった分野に挑戦できたことで、新たな視野やスキルを得られ、とても面白い経験となりました。
今後のキャリアプラン
具体的な将来計画は立てていませんが、自分の好奇心を大切にし、可能性を広げていきたいと考えています。技術とコミュニケーション能力の両方をさらに磨き、新しいフィールドや未知の分野で挑戦し、活躍できる人材を目指したいと思います。
入社を検討している方へのメッセージ
新しいことに挑戦するのが好きな方や、異業界・異業種出身でも経験を活かしながら成長したい方には、Avintonがぴったりの環境だと思います。好奇心と向上心を持っていれば、きっと活躍できるチャンスがあります。ぜひAvintonで新たな一歩を踏み出してみてください!
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