今回は製造業界出身からデータ分析のエンジニアとして活躍しているメンバーにインタビューしました! 入社前のキャリアからAvintonメンバーの雰囲気、どんな仲間と働きたいか赤裸々に語ってくれています。
1. 現在のプロジェクト内容について教えてください。
ネットショッピングのプラットフォーム事業を展開している会社に常駐しています。ネットショッピングでは様々な商品が適切にカテゴリ分けされていないと使いにくいプラットフォームになってしまいますが、適切な分け方は時代によって変わる面があり、それを人間がいちいち追うのは大変です。いま取り組んでいるプロジェクトではプラットフォームに蓄積されたユーザーさんの購買行動データから適切なカテゴリを自動的に定義する方法を模索しています。
2. そのプロジェクトにおけるやりがいはなんですか?
適切なカテゴリ分けを自動でできるようになれば、プラットフォームの使い勝手がよくなるので社会的なインパクトは大きいと思います。そこに到達するまでには長い道のりがあると思いますが、短期的なやりがいとしてはカテゴリ分けをするための方法論やモデルを考え出して検証することの楽しさが挙げられます。自分の思惑通りの結果になればしてやったり感がありますし、逆に予想もしなかった面白い結果が出てワクワクさせられることもあります。
3.少し遡りますが、学生時代に取り組んでいたことはどんなことですか?
ある企業との共同研究で、当時まだ実用化されていなかった液晶駆動用の半導体材料に関する研究を行っていました。いわゆる物作りをやっていて、今のIT系の業務とは関係のない分野ですが、仮説を立てて実験してその結果からまた新しい仮説を立てるサイクルを回すという点では共通していると思います。
4.就職後はどんなことを経験しましたか?
機械学習を使った画像処理、自然言語処理系の仕事をしていました。顧客(駐在先)の企業秘密にも関わる可能性があるので細かいことは言えませんが、機械学習モデルを組んで実験をしたり、有用そうなデータセットを探したり、文献調査を行ったり、新しいライブラリの原理や性能について調査したり、色々なことを経験することができました。
5.転職のきっかけとなった出来事を教えてください
大学では化学系の学部にいて製造業に就職したのですが、会社の都合上、製品開発やら品質調査やら採用業務やら色々な業務を兼任せざるをえなくなり、どれも中途半端になりそうだと思ったので転職を決意しました。その際ITエンジニアに転身を図ったのは、パソコンさえあれば自分の頑張り次第でスキルを高められるのが魅力だと思ったからです。もちろん製造業でも自分の頑張りでスキルアップはできますが、どうしても会社所有の高価な装置に縛られてしまうことが多いのでITエンジニアの自由さはうらやましく思えました。
6.Avintonをどうやって見つけましたか?
媒体はwantedlyを使っていました。たしか「機械学習」で検索したと思います。なぜ検索ワードをそれにしたかというと、プログラミングスクールで機械学習について勉強していたからです。当時は機械学習系の人材が人手不足だと言われていて、三十歳を越えたプログラミング未経験の人間でもある程度勉強すればどこかに潜り込めそうだという考えがありました。今は状況が違うかもしれません。
7.Avintonの第一印象を教えてください。
大学のサークルみたいな雰囲気だなと思いました。もっとも私は大学でどこのサークルにも所属していないので、不適切な喩えかもしれません。要するに、あまり堅苦しくないアットホームな雰囲気を感じました。
8.転職活動では他にどんな会社を受けて、最終的にAvintonに決めた理由は何でしたか?
AI関連のアルゴリズム・プロダクトを開発する会社や、家庭用ロボットの開発を行う会社、スマートハウスのIoTサービスプラットフォームを提供する会社の選考が進んでいました。そのなかでAvintonから最初に内定が出て、雰囲気も良さそうだったのでここに決めようと思いました。私と同じく他業種からITエンジニアに転職した人が多いという点にも惹かれました。
9.Avintonではどんな強みが活かされていると感じますか?
強みなのかどうかわかりませんが、業務レポート作成やプレゼンテーションについては上手な方だと何度か言っていただいたことがあります。もっとも、それは時間をかけて準備をした場合だけで、普段のメモ書きや説明はグダグダだと思っていますが…。
10.Avintonにしかないものって何だと思いますか?
私のような社会人経験はあるけどプログラミング経験がなかった人間に実務経験を積むチャンスを与えてくれる会社はそう多くはないのではないかと思います。おかげさまで、転職前はせいぜいエクセルで表を作ったりする程度のスキルだった人間が、まがりなりにもITエンジニアっぽい仕事をすることができるようになっています。
11.新しい技術を習得するとき、どのような学習をしているのですか?
基本的にはネット上にいる頭のいい人たちの技術ブログによる解説を参照しながら公式ドキュメントを読んだり参考書を読んだりしています。装置にしばられる製造業と違い、スキルをつけようと思ったら学べる環境が整っているという点で、ITエンジニアは恵まれた仕事だと思っています。
12.どんな仲間と一緒に働きたいですか?
私自身は今どんな技術が流行りなのかとか、そういう時流を読むことが不得手です。なので、新しい技術を楽しみながら追っていけて、かつ他人にそれを教えるのが好きな人が一緒にいてくれるとすごくありがたいです。
最後に、
今回のように別の業界からのキャリアチェンジであっても活躍しているメンバーがたくさんいます!学習をしながら少しづつキャリアアップをしてなりたいキャリアを叶えませんか? 少しでも興味をもっていただきましたらまずはオンライン採用イベントにご参加ください!
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【エンジニアインタビュー vol.5】保守運用エンジニアからデータサイエンティストへ!キャリアチェンジまでの道のり
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