今年の2017年サマーインターンシップも、無事に全日程が終了しました。
講義形式の2Daysインターンを実施したのは今年初の試みでしたが、当初は合計3回の予定のところ、
大変好評で急遽追加で1回開催を増やす結果となりました。
今回は、今後のインターンシップへの参加を検討いただいている方や、Avintonに興味をお持ちの方のために、
インターンシップに参加いただいた学生さんの感想の一部をご紹介します。
インターンの流れ
インターンでは下記のコンテンツが用意されました。
・Avinton会社説明
・Avinton機械学習・データ解析サービス事例紹介
・講師紹介
・業界別のAI技術と今後の社会への影響
・Tensoflowチュートリアル
・機械学習アプリケーション開発プロセス解説
・機械学習アプリケーション開発ワークショップ(Webでも公開中!)
質問: インターン2日間の中で1番興味深いものは何でしたか?
回答 : 犬種識別アプリケーションの紹介
理由 : 実際のファイル構成やソースコードを見せてくれたので、解説を聞いていて楽しかった。 |
回答 : 機械学習エンジニアからの犬種特定サービスのコードについての説明 (その中の、Uml の使用や、Neural Network という選択肢を取った過程に特に興味を持ちました。)理由 : プログラムのコードが実際にどのような意図で、またはどのようなプロセスで製品サービスに使われているのか、理解することができました。これは学校ではなかなか学べない事なのでとても刺激になりました。 (秋田大学/3年/理工学部・数理電気電子情報学科) |
回答 : 機械学習エンジニアによる機械学習に関するtalkが一番興味深かったです。
理由 : 具体的に機械学習アルゴリズムについて質問できたからです。 |
多数の点について回答いただく中でも目立ったのが、弊社オリジナルの犬種識別アプリケーションです。Avintonの外国人トップエンジニア機械学習エンジニアによる講義はプログラムの中でも特に満足度が高く、プログラミングや機械学習について習熟しているインターン参加者からも、学校では学べない内容だと大好評でした。
犬種識別アプリケーションは、オンラインでお試しいただけます。
質問: 2日間を終えてどのように成長することができましたか?
機械学習や数学に対して真剣に向き合って勉強しようという意識が向上しました。 (九州大学/21世紀プログラム) |
曖昧だった部分や勘違いしていた部分を整理し、中身まで理解できていないにしてもどのような技術がありどのような部分で応用されているかについての理解が進んだ。 (京都大学/2/工学部・工業化学科) |
現在、何が不足しているかがはっきりした。望むべき完成形を見ることができ、また一流の技術者との対話により、モチベーションが上がった。 (UC Berkeley/4/Letters and Science , Computer Science) |
まず意識面での変化がありました。現時点での自身のビジョンとミッションを定めて1日1日しっかり学んでいくために、もっとベンチャーの経営者の方やワーカーの方と積極的に関わっていこうと思いました。またデータサイエンティストに関しても、大学やインターンで実践的に活用している仲間と繋がれたので、今後Pythonと機械学習を学んでいく上でのモチベーションになりました。 (創価大学/3年/国際教養学部・国際教養学科) |
インターンのテーマだった、機械学習やデータサイエンスへの理解を深めるのみにとどまらず、自分を内省し、足りないものや今後の課題を見極める機会となるよう全力でサポートしています。機械学習やデータサイエンスに人一倍興味を持っている友人を見つけたことが最大の収穫で、モチベーションが大いに上がったという意見もいただきました。
質問: 今後このインターンに参加する学生へアドバイスをお願いします。
講師から直接指名されることはあまりないですが、発問は度々行われるので、その度に自分の頭で「なぜ?」を考えることが必要です。 思考体力がないと効果が激減してしまいます。考えた結果、それが誤りだったとしても強い当たりを受けることはないので、積極的に発言してみると良いと思います。 フィードバックも貰えて一石二鳥です。 (日本大学法学部新聞学科) |
準備として、AI や機械学習について基本的な情報を読んでおき、初級程度のプログラミングを身につけ、Terminal/Command Prompt を使い慣れておくと良いでしょう。 (New York University / Graduated / Interactive Telecommunications) |
積極的に参加するのがベスト。 約半分の時間が講義形式で行われますので、積極的に意見や質問等をぶつけて参加すると、より濃い内容となると思います。そのために、”AIが社会でどのように使われているのか”などインプットしておく事をオススメします。 (”AIのメカニズム”などは理解するのに時間がかかるのでやめたほうが良いでしょう) |
“AI好き”の友達を作れる 同じ志を持った学生が集まりますので、友達になることをオススメします。 将来ビジネスなどで繋がるかもしれないし:) (慶應義塾大学/3年/環境情報学部・環境情報学科) |
Avintonのインターンシップは、講義中でも「あなたはどう思いますか?」という問いかけを、全体に対して頻繁に行います。事前にプログラミングや機械学習について予習をするとともに、ささいな疑問でも自分の頭で考える癖を付け、発言することで、学習の効果は倍増します。
まとめ
今年初開催の2Daysインターンシップでしたが、関東のみでなく九州・東北・アメリカまで、全国・世界の優秀な学生の皆さんが、はるばるAvinton横浜オフィスに集まってくださいました。
インターン参加後、翌月にはAvintonで技術記事を書いている学生さんもいて、一度きりののインターンではなく、一つ一つの出会いを大切にしていく社風です。
参加者の皆さんからいただいた要望や改善のご意見も全て目を通し、カリキュラムを毎回ブラッシュアップしながら、インターンシップは今後も継続的に実施する予定です。最新情報はブログ・Facebook・Twitterで告知していきますので、ぜひフォローしてください!