この度AvintonがAIスタートアップ企業を支援する、AI.Accelerator プログラムのアクセラレーター企業に採用されました!!
今回はAI.Accelerator プログラムのメンターである、
ディップ株式会社 執行役員 次世代事業準備室/dip AI.Lab室長の進藤圭さんにインタビューさせていただきました!
AvintonをAIアクセラレーターに選んでいただいたワケや、当社の強みなどについて語ってくださいました!
Avintonのリアルな部分も垣間見れるかも!?
進藤さんプロフィール
早稲田大学を7年かけ卒業後、ディップに新卒入社。営業職、ディレクター職を経て、開始後3年で15億円の売上に成長した看護師人材紹介「ナースではたらこ」事業化をはじめとし、40件以上のサービス企画に参加。直近では「FAST RPA コボット」を提供するAI/RPA事業がある。
現在は新規事業責任者、「聖地巡礼マップ」、人工知能ニュース「AINOW」、スタートアップニュース「StartUpTimes」チームを担当。
アクセラレーターでは「AI.Accelarator」「HR-HackFund」「Gakucelerator」を運営、「ASAC」青山スタートアップアクセラメンター、「OIH」大阪イノベーションハブメンター、「kansAI0.6」関西AIアクセラレーターメンター。
AvintonをAIアクセラレーターに選んでいただいた理由を教えてください。
まず、
1つめは 受託ビジネスを持っているということ
2つめが. プロダクトがあるということ
3つ目は. 経営陣とチームがちゃんとあり、上2つをしっかりやれるチームがちゃんとある
ということですね。
★Avinton最新の自社サービス
コスト面でエッジAIを差別化するAvintonのアプローチ
当社のAIサービス(エッジAIカメラ)についてどう思われますか。
正直AIカメラとか画像認識はもう出尽くしている感があって、差別化がものすごく難しいんですけど、その中でもコスト面に目をつけてしっかり差別化していることは素晴らしいと思う。
コスト削減のアプローチをしているっていうことですか?それともプロダクト自体が安いということですか?
両方です。ちゃんとお客さんのコストに紐付けてプロダクトを作ることができている。
エッジ技術を使うところは、コストでアプローチしているところは少ないので、そこは非常に評価しているところです。
厳しい通信業界の経験がAvintonの強み
当社サービスの強みはなんだと思いますか?
ネットワークなど硬いところに強い。
AIをやっている人はどっちかに別れるんですよね。SIからきた人か、AIの研究からきた人に別れる。両方を持っているチームは意外となくてですね。
「大規模なデータを扱います」ていうソリューションをやっているが、SIの経験がないとか、やれるだけのチームがないとか、あとはお客さんになる製造業とか、データ関連のサービスをやっているメーカーさんの商流に理解がないとか。
特にAIのスタートアップが勝っていくには、SIerはそこはガチガチに強いところが多いので、ある程度そこも強みとして持っておかないと。
御社の場合、通信業界の品質でやってきたっていうのが強みになっているはずですね。
そこら辺をしっかりやってきたっていうところが非常に強いところかなと。
AvintonのエッジAI技術をもっと知ってもらうために
弊社のサービスをどのような企業に勧めたいと思いますか。
メンタリングの時もお話したように、大企業さんですね。
AIスタートアップと一通り会っちゃって、うちとやるには厳しくないか?という目線になっていそうな大企業さんがハマると思います。
大企業じゃ課題解決できないっていうところを責めていくといいかと思います。
一般的なスタートアップベンチャーよりも御社のように、ある程度古いやり方が分かっていそうだなっと思ってくれるところがいいと思います。
中小企業はどうですか?
戦略次第だと思います。
正直、スタートアップベンチャー相手の商売はSIをやっても儲からないので、今やるなら自社プロダクトをやって売った方がいいと思います。
中小向けのSIみたいなことをやろうとすると、アプリ見たいな事業ををやらないと厳しい。
早く利益出したい→商品を小口化する→スモールなアカウントを取りに行く、という戦略に切り替えるのはダメになる原因だと思っている。
AIは顧客に理解してもらったり、商流にはめるコストが実際には高いんですよね。
ハードからソフトまでオールインワンなAvintonの技術
弊社のサービスをどのような企業に勧めたいと思いますか?
面白いところは、ハードまで含めて考えられるところですね。
ビッグデータクラスタに関しても、データ取得してくれるところからちゃんと入っているし、AIカメラの方は筐体の話まで入っているし。
オールインワンてことですか?
そうです。そうです。
それ(カメラなど筐体)はパートナーに任せてます、っていうの一般的によくあるが、マニアックなエンジニアが揃っているんだろうな、て感じはしますね。
カメラ屋でもなく、ソフト屋でもない立ち位置、お客さんにとっては都合がいい。
大企業は自社のカメラを売らないといけないところがあるが、御社は売らなくていいので。
そのあたりもバリューだと思ってくれるのは大企業でしょうか?
大企業は大きいSIerさんが入っていて、何十億円になる時があるんですよね。御社では同じ仕様でそれが10分の1とか5分の1の見積もりになる。
なんで大企業はそんなに高くなるんですか?
ハードのカメラとかも全て系列企業のハイスペックのものを勧めるからですね。
A社の専用サーバーを使って、A社の専用回線を使って、A社のAIカメラを使ってとか。
大手さんはAIプロジェクトに予算が何十億とか普通に積まれるので。
Avintonのさらなる成長のために・・・
更にAvintonが成長するために必要なことやアドバイスがあれば是非!おねがいします。
どう成長したいかによりますね。
今のAvintonらしい成長を目指すのか、それとも、いわゆるパブリックカンパニーとして成長していくのか、それによってアドバイスも必要なことも違う気がしますね。
このままAvintonらしくVisionに沿ってエンジニア目線で経営していこう、という感じだとどうですか?
収益性と自由度の両立が必要になるので。お金を儲かるラインをもう1本くらい作っておかないと景気が悪くなった瞬間に辛くなる。
パブリックカンパニーは逆でさっさと上場するまでトップラインあげまくって上場してしまう。
上場しちゃうとさらに採算性が高いところにリソースを集中しないといけないですよね。
好きなことはしにくくなります。その代わり経営規模がそこそこついてくるのと、資金調達がしやすくなるので潰れにくくなる。
どっちに行くかだと思いますね。
採算性高いビジネスをもう一つ立ち上げるのが目標ですね。
今は良さを作り出している、自由度を生み出せる、という強いところに投資ができる会社にする、というのが伸ばしどころのような気がしますね。
ティップさんの今後の成長に向け、仕掛けはありますか?
基本事業は法人営業とユーザーマーケティングが強みの会社なので、もともとは派遣の派遣ではたらこっていうメディアが稼いでて、次はバイトルというメディアが稼いでて、次は多分バイトルネクストというメディアが稼いでいくっていう、だんだん移動していくっていうのを意識しながらメディアを作っているって感じですね。
雇用環境が10年か15年くらいでグルグル回っていくのでそれに合わせてプロダクト群を作っておくっていうことです。
もとも作っておいて、例えば景気がいい時は派遣が伸びる、景気が悪い時はアルバイトが伸びるみたいな、組み合わせがあるんですね。
景気の周期や人材業の周期をみて、その時代に求められる物を作っている。その時代に合う見せ方するっていうことですね?
リーマンショックの時は看護師の人材紹介事業を作って伸ばして、景気がいいときは生産性が低い事業に当たるので、今減らしているんですよね。
流行りすたりはあるので、ポートフォリオを作っておくことが大事だと思います。
基本的に法人営業力とマーケティング集客力が強みなので、対象はどこでもいいと。
うちもサービスラインいっぱい作らないとですね。
自分たちの強みが当てはめられるポートフォリオを作っておくことですね。
今日改めてAvintonの強みはハードウェアやコスト面だってわかりました。
僕らからしたら、御社の見積もりは安いよ。
更にAvintonが成長するために必要なことやアドバイスがあれば是非!おねがいします。
いつでも困ったらご相談ください!
大変勉強になります!
進藤さんたくさんのアドバイスありがとうございました!
Avintonのサービス、ビッグデータクラスターとエッジAIカメラについてもぜひチェックしてください。
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