バイリンガルPMやITコンサルタントを実力次第で最速で目指せる実はあまり知られていないプロジェクトプロジェクトコーディネーター。
前回のブログでは、新卒1年目メンバーを紹介しましたが、今回は新卒入社2年目にして、外国人エンジニアに情報連携し、指示命令までをも任されるようになり、後輩育成にも力を入れているメンバーに、これまでの変遷についてクローズアップしてインタビューをしました!その様子を紹介します。
1、学校ではどんなことを学び、どんな学生時代でしたか?
英文学科で社会言語学を勉強していました。社会言語学とは、言語を歴史・経済・地理などの様々な角度から焦点をあて社会の中でその言語がどう使われているかを研究する学問です。例えば英語には多くの訛り(米,豪,印,仏等)がありますが、正しい文法で話されている英語でも、話者の使う訛りが違うと、聞き手が全く違う印象を受けると思います。それは言語自体のせいではなく、訛りの国の社会的ステータスなどが大きく影響しています。 学生生活では、大学1年時の英語のクラスで挫折をしたことをきっかけに、英語圏の国への長期留学を決意し勉強に励みました。1年時から長期休みの度に短期留学を重ね、3年時にアメリカに長期留学をしました。留学後もそれを自信にアメリカやヨーロッパを一人で旅行したりとたくさんの「やりたい」を叶えることができました。
2、PJC(プロジェクトコーディネーター)ってどんなお仕事をしていますか?
携帯電話の基地局(≒アンテナ)を設置し通信サービスをお客様に提供する前には、必ず回線や機械が正常に動作をするかを検証する必要があります。現在私はその検証作業の工程を担当している部署に配属されています。そこでPJCとして検証担当者が検証作業に集中して当たれるようにフォローアップをするのが主な仕事です。例えば検証に必要な情報を他部署から集めたり、スケジュールを組んだり、検証中に問題が発生した際は、その問題を上層部に報告・説明するための資料も作成します。その他にも3部署間との会議を進行したりもしています。
3、PJCの仕事内容で面白いと思うことはどんなことですか?
自分の作成した資料やフォーマットが大勢の人に利用されたり、見られたりするところです。苦心して作った資料やフォーマットが他の人の資料に使われていると、少しでも貢献できてよかったと思います。一個の資料が部内に共有されるまでには多くの人が関わっています。作成前の情報取集にはじまり、作成後も様々なレベルの方のレビューを通ったのちに展開されます。最初は資料の構成や情報取集先から全く分からず先輩に手助けしてもらっていたところから、徐々に自分で考えられることが増え、レビューの回数も減り、資料を作るたびに自分の成長も感じられるところも面白いと思います。
4、最も大変だった仕事のエピソードを教えてください。
2週間毎日朝8時~夜9時まで、会議室で基地局の5G基地局設置・電波発射(お客様がモバイルの電波を利用できる状態)状況を確認する業務が大変でした。総務省に約束した数字を達成するまでの期限が残り2週間だというのに目標達成率が5%なのにも関わらず、是が非でも100%にする必要がありました。War Roomという会議室に集められ、私はインド人エンジニアたちへの情報連携と指示業務が担当しました。私も5Gに関する知識が乏しいがため、エンジニアの人達に何度も説明いただかなければならず大変苦労しました。最終的には期限を1日残して達成することができよかったです。
5、失敗して学んだ出来事があれば教えてください。
会議で発言する際は会議前の準備が大切だと学びました。私はその失敗をするまでは“会議はとにかく出ればいい”と勘違いをしてしまっていました。会議がとても多く、1日のスケジュールの2/3が会議という日も少なくありません。ある時、他部署の人も集まる会議でメモのような資料を共有してしまいました。特に他部署の人も参加している会議ともなれば、私一人の発言が多くの人に誤解を与えてしまう原因になります。それ以降はどんなに小さな会議でも、事前に会議の内容やメンバーをして、どんな会議の内容なのかを想像し、イメトレをしてから出席するようにしています。会議とは大勢が忙しいなか時間を割いて参加し、物事を決定したりする場であるということを改めて学びました。
6、自分のどんな能力や長所がPJCという仕事で活きていると感じますか?
コミュニケーション力・英語力・好奇心の強さの3つが得に活かされていると感じています。PJCは業務の性質上、エンジニアの方に比べて、部内・部外含めて多くの人と話す機会が多いです。その中でもただ話すだけではなく、難しい相談を持ち掛けたり、作業を催促したりと煙たがられてしまいそうな場面もあります。しかし何気ない日常から誠意をもって接すること意識し、また対外国人エンジニアであればそれに英語力をプラスすることで、難しいお願いごとを進めることの助けになっていると感じています。また好奇心の強さでいうと、「わからない」を放置せず、「これは何なのか?」「どうしてそうなったのか?」を人に聞くようにしています。基地局に関する専門的な知識はもちろん、オフィススキルや、社会人としてのマナーなども質問しています。多くバックグラウンドをもったメンバーが揃っているので色んな視点からの回答をもらえることが多く、とても勉強になっています。
7、Avintonメンバーはどんな印象ですか?
皆さんとても優しく、真面目で、努力家な方ばかりで、話すたびに学ばせてもらうことができます。新卒から社会人経験10年以上の方、海外で働いていた経験のある方まで、色んなバックグラウンドを持った方がいます。しかし年齢やこれまでの経験は一切関係なく皆がフラットでいつでもフォローできる関係を築けていると思います。またそれぞれがお互いの長所が活きるように協力しあって仕事にあたっていると常々感じます。プロジェクトの経験が長いメンバーは、年上の相手でも自信をもって業務の質問等を答えていますし、社会人経験のあるメンバーはこれまでの経験を余すことなく若手に伝えています。 メンバーの性格的には、元気で活発な女性と真っ直ぐな男性が多いです。プライベートな話をすると皆さん素敵な趣味だったり、得意なスポーツがあったりで話すと止まらなくなり面白いです。
8、「一緒に働きたい」と思う方はどんな人ですか?
論理的に考えて実行できる方と、包容力がある方と働きたいです。まず一つ目の論理的に考えられる方は、私が論理的に考えたり、数字で考えたりすることが苦手だからです。エンジニアの方はそういった論理的思考が得意な方が多く、そのような「前提」を持っていることでより会話を円滑に進められるかなといつも感じています。またPJCの方の多くが文系学部出身のため論理的思考・データ・数字に強いというだけで、チームにアクセントをもたらすと思っています。 二つ目の包容力のある方というのは、チームにバランスとまとまりをもたせる力がある方です。私はこのようなリーダーシップは、前に引っ張る力以上に重要な存在だと考えます。PJCは若手中心で構成されていて、かつ日常業務が忙しく社会人として大切なことが疎かになってしまう場面もあります。そのような際に包容力をもってメンバーをケアができる方がいるととてもありがたいです。後ろでどっしりと構えてくれる方がいるからこそ、ほかのメンバーが全力疾走できると思います。
最後に
ブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。「未経験でもIT業界の飛び込んでみよう!」と背中を押すことができたでしょうか?Avintonジャパンでは、内定期間中からSDGsボランティアや社内イベントに参加できたり、社内掲示板では様々なTopicがメンバー発信で飛び交っているので、入社前から社員の方との交流機会があります。このインタビューが少しでもこれからIT業界を志望するきっかけとなれば嬉しいです。いつかお会いできることを楽しみにしております!
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