1994年に「美の基準」を施行して以来、生活景の美しさを追及していることで広く知られている真鶴町。神奈川南西に位置するこの町で2021年3月に各施策分野にSDGsの17のゴールが紐付けられた「第5次真鶴町総合計画」が策定されました。
IT技術の力でDXを推進し、Sustainabilityの高い社会の実現を目指すAvintonジャパンはその姿勢に共感し、真鶴町をIT技術の分野で支援いたします。
真鶴町の掲げる「美の基準」は、建物外観の美しさではなく、生活景の美しさ―例えば漁師が網を繕ったり、小さな商店のベンチで和む人だまりの風景など人々の営みの美しさを大切にしています。この考え方は、SDGsが目標として掲げている17の目標のうち、「3.すべての人に健康と福祉を」や「8.働きがいも経済成長も」「11.住み続けられるまちづくりを」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」など多くの要素を内包しています。
そんな真鶴町にAvintonジャパン代表の中瀬が招待を受け、現地を見てまいりました。
※株式会社Avintonジャパン代表取締役 中瀬幸子(左から2人目)と真鶴町の方々
「コミュニティ真鶴」
美の基準デザインコード第1号建築物でもある、ママさん達の空き家バンクの現場。この他にも「月光堂」や「ブルーツリー」といった子育てママ達の新しい仕事場コミュニティがあり、企業の仕事のアウトソーシングをしていくことも出来そう
「真鶴テックラボ」
真鶴でテクノロジーを活用した海ブドウの養殖に挑戦している現役の技術者兼漁師が運営している施設。ハッカソンや真鶴TED等の企画が行われている。海の学校というものの運営を行われており、企業のチームビルディングにも最適。
緒に真鶴を活性化してくれるパートナーを求めており、1次産業従事者にテクノロジーを学んでほしいと考えている。将来的には、午前は漁師、午後はプログラマーといった働き方をつくっていきたい
そのほかにも土地1区画、空き家5棟をDIY改修して 村づくりをしている「Rockin’ Village」等もあり、既に町づくりを大きく発展させる土壌が生まれ始めている真鶴町の素晴らしさを肌で感じてまいりました。
このようにSGDsという言葉が生まれる以前からその考えに通ずる理念を持って具体的な取り組みを行ってきた真鶴町でございますが、現時点では1次産業を中心とした穏やかな空気に囲まれた町です。この真鶴町に、ITの波を呼び込み、新たな雇用を生み出し地域を活性化させようという動きが起こっています。我々Avintonジャパンは、真鶴町のこの動きを支援いたします。
具体的には、以下の活動を計画しております。
・弊社が自社や他企業、大学を対象に行っているIT技術についての育成プログラム「Avinton Academy」を真鶴町で行い、技術者の出入りを活性化させる
・上記の育成プログラムを1次産業従事者や真鶴の中で仕事を求めている方々にも提供し、技術を身に着けるサポートを行う
・真鶴町の方々の雇用創出のための、ITプロジェクトの紹介およびアウトソーシングの検討
美を追求し持続性の高い町づくりを行っている真鶴町に上記のような支援を我々Avintonジャパンが提供することで、SDGsの理念とIT技術を活用した新たな社会のロールモデルとして発展していっていただけるよう全力でサポートしてまいります。
これからも真鶴町とAvintonジャパンにご注目ください。
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