これまでの経歴
私の経歴からご紹介いたします。
高校の頃、地元の沖縄を出て東京で消防士として働きたいという思いが芽生え、東京消防庁採用試験科目のひとつであった電気電子を学科に持つ地元の大学に入学しました。残念ながら採用試験には合格することができず、「何となく将来廃れることなく長く続けられそう」という理由で、IT業界に就職しました。
そこから現在までIT業界4社で主にJavaによるWebアプリケーションエンジニアとして働きました。現在は5社目となるAvintonジャパン(以降Avintonと表記)で同じくWebアプリケーションエンジニアとして所属しています
現在のプロジェクト紹介
現在は、総合商社のAI画像解析技術による異常検知システムを取り扱う部署で、異常検知システムを支援するためのツール開発を行っています。 私自身はこれまでの経歴でAI関連のプロジェクトに関わったことがなく、素養としては「データサイエンティスト検定リテラシーレベル」という資格を苦労して取得した程度です。
しかし、支援ツール開発自体はこれまでのWebアプリケーション開発の経験を活かすことができ、業務でのPython開発ははじめてでしたが、何とか簡易的なコンテナWebアプリケーションをリリースすることができました。
この経験は開発言語が違えど、要件定義、設計、コーディング、テスト、リリースというこれまでの経験を下地に「現在のWeb業界潮流の中でPythonなら何がベストプラクティスなのか」を意識して学習、開発していけば、そこまで誤った方向の開発をすることはないという自信に繋がりました。
経験10年越えのエンジニアがSESを続ける理由
過去経験してきたIT業界はすべてSESでした。私自身、自社開発、SES、どちらが良いとあまり深く考えたことはありません。これまでの転職では応募する企業がたまたまSESだったこと、そもそもSES業態企業が多いことが結果的にSESで働くということになったというだけです。
この機会にSESで働くことに対するメリット、デメリット両方を改めて考えてみました。
メリットは、SESで働くことで、様々な業界のプロジェクトに携わることができることです。私自身、これまで金融系、流通系、医療系、官公庁系プロジェクトに携わることができ、各業界の特性を学ぶことができました。また、SESで働くことで、大手企業の開発ノウハウも学ぶことができました。
デメリットは、何らかの理由で短期間でプロジェクトを離脱しないといけない場合がいつでもあり得るということです。 予算的理由やプロジェクトの方針転換など理由は様々です。短期間のプロジェクトを複数渡り歩くことになった場合、自分のスキル、キャリアの価値を高めることは難しいと考えています。
私の場合、様々な業界の開発プロジェクトに携わりたい気持ちが強いため、SESで働くスタイルが合っているのかもしれません。
数ある企業の中からAvintonに転職した理由、転職時の望み
40歳から本格的に転職活動を始め、そのあと約2年間、転職活動を続けました。転職エージェントには3社登録し、自身で直接応募した企業も含めると、転職活動中に応募した企業は40社以上になります。
書類選考、技術試験、面談などで落ち続け、自分の市場価値の現実を改めて再確認することになりました。
そもそも転職の理由は大きく2つありました。ひとつめは子供が生まれたため残業を減らして「家庭の時間の確保」ができること、ふたつめは「未経験のAI関連のプロジェクトに参画したい」ということでした。
この2つを軸に実現できそうな企業に応募をつづけ、Avintonに応募したのもそのひとつでした。 Avintonは自ら見つけ応募しました。
Avintonではひとつめの転職理由の「家庭の時間の確保」に必要なリモートワークが可能な企業であることが魅力でした。ふたつめの「AI関連のプロジェクトに参画したい」に関しては、自社開発のAIプロジェクトがあること、SES先もAI・データ分析を扱っているプロジェクトがあること、さらに自社ブログでAI関連の記事を多く発信していることなどから、AI関連のプロジェクトに参画できる可能性が高いと感じました。
過去の転職活動で理解している自身の市場価値でAvintonに採用いただけたのは幸運であり、とても感謝しています。 せっかく採用いただいたからには、Avintonというブランド向上に貢献していきたいと考えています。
実際に入社してみて
入社後、数週間は自社作業でしたので出社が必要でしたが、その後すぐに自社受け案件をまるごと任せていただき、リモートワークの要望も受け入れていただきました。
新人の方ひとりをパートナーに割り当てていただき、お互い不慣れな言語でのプロジェクトでしたが、何とかふたりで無事リリースすることができました。
顧客先へ無事納品した帰りのパートナーとのラーメンとおしゃべりは心地いい時間でした。
次のプロジェクトとなる現在のSES先はリモートワークが可能なプロジェクトとして営業の方に探していただき、現在は週4日のリモートワークでほぼ残業なしで働いています。
自己学習方法とモチベーション管理方法
私はカリキュラムに沿った勉強や試験がとても苦手です。大学卒業後に「試験」という時間内に解くという緊張感からやっと解放されたことがうれしかったのを覚えています。
ただ、学習は好きです。
知らないこと、できないことが「学習」という自分の努力だけで解決できるのが好きです。
幸いにもWeb上にはたくさんの学習コンテンツがあります。
学習のインプットコンテンツとしては、Udemy、書籍、YouTube、Podcast、Twitter、ネット記事などを利用しています。
気になったネット記事はすべてNotionにブラウザの拡張機能にあるクリップツール(Save to Notion)でタグ付けしてクリップ保存し、学習するときに参照しています。
書籍では商業技術書の他に、年に数回開催される技術書典の技術同人誌が好きでよく購入しています。
Podcastではfukabori.fmのファンで、毎回楽しみに聴いています。公式ページの通り「技術・組織・マネジメントなどを深掘りして楽しむPodcast」です。毎回ゲストを迎えてホストの方が質問する形式で進行されているのですが、初歩的な質問から深い質問まで幅広く聞いてくれるので、とても勉強になります。そして必ず一時間以内で終わらせるように意識されているようで、集中して聞くことができます。
YouTubeでは技術書著者・翻訳者本人が書籍を解説してくれるForkwell Library、機械学習の基礎からディープラーニング、GPTのコア技術などとてもわかりやすく解説してくれるOracle Big Data Jam Session、統計学を図解で丁寧に解説しれくれる統計チャンネルやはじめての統計学、板書を丁寧してくれ、信念にとても共感するデータサイエンス系 VTuberのAIcia Solid Project、早稲田大学助教授の方がとてもわかりやすくPower Pointのテクニックを解説してくれるPowerPointスライド作成・プレゼンテーションの仕方など、他にもとても参考になるチャンネルがたくさんあります。
将来の目標
AI関連のプロジェクトに参画することができ、その時の私のスキルで貢献できることがあればデータサイエンティスト、DevOpsエンジニア、MLOpsエンジニア、ソフトウェアエンジニア、SRE、インフラエンジニアなどの職種にこだわりはありません。そのため、「将来なりたい職業というのがない」というのが今の正直な気持ちです。ただ、いつまでも作り手でいたいという気持ちは強いです。
一方で、私自身が作り手第一線で働くのではなく、若手エンジニアの方にどんどん仕事を任せて失敗と成功をたくさん経験してもらいたいという気持ちも同じくらい強いです。
私の性格上、目標を持って生きていくことが苦手であるため、これからも「目の前のプロジェクトで一緒に働くメンバーといい仕事をしたい」という気持ちを糧に精進していきたいと思います。
あなたも、Avintonでこのような最先端技術を習得し活用してみませんか?
社員の成長を導きながら、AIやビッグデータなどの最先端技術をプロジェクトに活用していくことが私たちのビジョンです。Avintonの充実した技術研修でスキルアップを図り、あなたのキャリア目標を一緒に達成しませんか?