この度、9月29日(金)に公立千歳科学技術大学のプロジェクトメンバー最終発表会にご招待いただき、参加させていただきましたので、レポートにまとめました。
公立千歳科学技術大学のプロジェクトメンバー活動および発表会とは
このプロジェクトメンバー発表会は、有志の学生のみで3年生の4月から9月まで取り組まれたものになります。学習だけではなく自らが行うという業務と似た姿勢でプロジェクトに取り組める希少な機会になっています。それぞれの担当教授からデータやテーマをいただき、活動内容を自分たちで決めて活動されてきました。今回は、その締めくくりである発表会です。私共の他にも企業は5社ほど参加されていました。
具体的な今回の私共の取り組みとしては、学生の発表を伺い、質問を投げかけて内容を明確にし、知識の共有と深化を促進し、議論やディスカッションを深めるというものです。
弊社からは、代表の中瀬と弊社サービスチームのAIエンジニア、そして私採用担当でお伺いいたしました。
千歳科学技術大学の学長挨拶。プロジェクトメンバー活動の価値をあつく語ってくださいました。
今回このイベントに参加した理由は、弊社はエンジニアリングサービスや研究開発をする活動だけに留まらず、よりひろく活動し社会に貢献し、社会の一員でありたいという会社の想いにあります。(Avinton JapanのSGDs活動の概要を知りたい方はこちらよりご覧ください。)弊社は、全国から仲間を集めていますので、これからの世代を担っていく学生たちの学習意欲が高まればという思いで今回のプロジェクトメンバー最終発表会に参加させていただきました。
発表会の様子
当日は発表を10分程度、質問を10分程度という形で行われました。
緊張しているという学生が多かったですが、みなさん立派に発表されていました。
質問では、エンジニアから技術的な部分の質問をしたり、中瀬からエンジニアとして大切な考え方についての質問を投げかけたりとお互いに刺激的な時間になったと思います。
当社のAIエンジニアからの質問に真剣にこたえる学生の様子
私が印象的だったのは、紙で行っている申請をシステムに変更するというプロジェクトでした。紙で運用していた時には、印鑑をもらっていたから、そのまま電子印でシステムづくりを行おうと思っていたそうです。しかし、ヒアリングを行った際に「本人確認のため」という印鑑が必要な理由が明確になってから、ログイン機能を付けたりと開発スピードが速まったという経緯が印象的でした。
弊社のサービスチームでも顧客の要件ヒアリングは肝になります。お客様が何のために何を使っているのか、どうしたらお客様の課題解決に役立てられるのかというところを突き詰めてから開発を行っていきます。そのため、ヒアリングが正確に行われていない場合、双方で齟齬が生まれてしまうこともあるため、顧客からのヒアリングは開発を行うときに要となる奥深い工程だと改めて感じました。
全体的にプロジェクトのレベル感が高く、弊社AIエンジニアも「学生時代にはここまでの開発はできなかった」というほどでした。
発表会後の交流会イベント
発表会の後は、企業・先生・学生を含めた交流会に参加させていただきました。
弊社のAIエンジニアの周りには学生がたくさん集まってきて、エンジニア目線からの意見を求めたり、どういった手法が考えらえるのか等もまじめに質問されており、有意義なお時間を過ごしていただいたのではないかと思います。
Avinton Japanの紹介タイム。この後沢山の学生から質問やコメントをいただきました。最新技術を使って働くことへの強い関心を感じました。
今回のプロジェクト発表を通して学んだことを探求して将来の活躍に役立ててほしいと願っています。今後も公立千歳科学技術大学様、小松川教授の授業協力や新たなプログラム支援も含めて、長期的な支援をしてまいります。
今回ご招待くださった、千歳科学技術の小松川教授と。アツい想いをもつ先生方との交流の時間も貴重なものでした。
おまけ
全てのプロジェクト終了後、食事に行ったら・・・偶然プロジェクトに参加した学生さんが・・!メンバーの子のアルバイト先だったそうで、アットホームな時間・・というよりもあつく語り合う夜を過ごさせていただきました。交流頂いた皆様ありがとうございました。
弊社では、エンジニア向けの技術研修を提供するAvinton Academy on Campusを通じて、社外の方々にも技術研修を提供しております。対象の方や狙いに合わせて講義の内容や時間まで調整可能です。また、Avinotn Academy with Platform というデータサイエンスに特化した連続講義も行っております。
このような内容に興味がある方は、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。