Avintonジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:中瀬幸子)の有するエッジAI技術を利用した『AI(画像認識。文字認識)コンクリート打設の数量管理・ 時間管理システム』が中部DX大賞を受賞しました。本システムは、株式会社安藤・間(本社:東京都港区、社長:国谷一彦、以下「安藤ハザマ」)がコンクリート打設管理の省人化を目指し、弊社の有するエッジAI技術を利用して開発したものです(*)。大型立坑工事、高架橋工事および大型調節池工事での実践的適用を経て、今回、国土交通省中部地方整備局による中部DX大賞を受賞しました。弊社の有するエッジAI技術はこの受賞に大きく貢献しました。
(*)2022年6月30日に安藤ハザマはエッジAI技術を活用したコンクリート打設の数量管理および時間管理を自動化する画期的なシステムを開発したことを発表いたしました。株式会社安藤・間様、安藤ハザマ様によるプレスリリース:https://www.ad-hzm.co.jp/info/2022/20220630.php
AIを活用したコンクリート打設の数量管理・時間管理システム開発の背景
近年の建設プロジェクトでは、一度に大量のコンクリートを打設する工事が増加しています。これに伴い、生コン車の管理や打設ペースの把握、最終数量の調整などが複雑化しています。従来の方法では、これらの課題に対応するためには多くの専任管理者が必要であり、人的資源の大きな負担となっていました。
技術の特長
本システムは、エッジAI技術を利用して生コン車の到着、
データの統合により、
使用実績と効果
大型立坑工事での適用例では、
なぜ今AIによる建設DXが重要なのか
AI技術の成熟、現場のニーズ、
1.技術進化と現場の課題
近年、AIやエッジコンピューティングの技術が飛躍的に進化し、
2.リアルタイムでのデータ管理の必要性
コンクリート打設工事では、
3. 労働力不足の解消
建設業界では長らく人手不足が問題となっており、
今後の展開
安藤ハザマは、本技術を上下水道施設、ポンプ場、
このシステムの開発と実践的な成果は、
参照
「AIを利用したコンクリート打設の数量管理・
中部地方整備局のホームページに記者発表記事がご覧いただけます