Avinton Academy on Campus:神奈川大学で「未来のキャリア」を考える特別講義を開催
AIの急速な進化により、社会はこれまでにないスピードで変化しています。AI市場は拡大を続ける一方、IT人材の不足が深刻化しており、技術の発展と人材供給のギャップが課題となっています。
この不確実な時代を生き抜くためには、学生一人ひとりが「キャリア=人生を通じて築く働き方や生き方」として捉え、明確なビジョンを持って自身の価値を高めていくことが重要です。
こうした背景のもと、Avintonジャパンは2025年6月10日(火)、神奈川大学との産学連携の一環として、同大学の高野倉教授からのお声がけにより、学生たちに自身のキャリアプランを考えてもらう特別講義を実施しました。
講義では、当社エンジニアが実際に携わっているプロジェクト事例を交えながら、AI市場の今後の展望と人材不足の現状についてプレゼンテーションを行いました。さらに、学生同士で自身のキャリアプランを考えるグループワークも実施し、実践的な気づきと学びを深めてもらう時間となりました。
本記事では、現場で活躍するエンジニアのリアルな声と、学生たちが感じた新たな気づきが交差した、熱量のある学びの場の様子をレポートします。
▼今回講義させていただいた神奈川大学 工学部 経営工学科についてはこちらから▼
神奈川大学 https://www.kanagawa-u.ac.jp/
神奈川大学 工学部経営工学科 https://www.ie.kanagawa-u.ac.jp/index.php
髙野倉 雅人 教授 https://www.kanagawa-u.ac.jp/professor/details/details_101617.html
講義の概要
- Avintonジャパン会社紹介
‐Avintonのエンジニアが参加しているプロジェクト事例紹介
- エンジニアによるプレゼン
‐今後のAI市場の拡大と人材不足について
- キャリアイメージ紹介
‐Avintonのエンジニアの入社から現在までの業務内容と経験の紹介
- グループワーク
‐未来の自分を思い描こう
講義のねらい - なぜ今“キャリア教育”が必要なのか -
「将来、どんな仕事をするのかまだ想像がつかない」
「今の学びが、社会でどう役立つのかわからない」
多くの学生が、そんな不安や迷いを抱えています。
一方で、私たちを取り巻く社会は急速に変化しています。
生成AIの発展に象徴されるように、技術革新が加速する今、働き方も、求められるスキルも大きく変わりつつあります。
その中で明らかになっているのが、「自分でキャリアを描ける力」の重要性です。
こうした背景のもと、今回の講義では、現役エンジニアのリアルな仕事やキャリアの軌跡に触れながら、学生たち自身が「未来の自分」を考える機会を提供しました。
変化の時代を生き抜く力を育むために、“キャリア教育”は今、これまで以上に求められているのです。
エンジニアによるプレゼン - エンジニアが語るAI市場 -
生成AIの台頭により、今後ますます広がるとされるAI市場。しかし、その一方で深刻な人材不足が予測されています。そんなAI市場をエンジニアの目線から、時代の変化をどう捉え、どんなスキルや考え方が求められていくのかを伝えました。
キャリアイメージ紹介 - エンジニアのキャリア紹介-
「エンジニアって、実際どんな仕事をしているの?」
「どんなスキルや経験を積めば、自分も活躍できるようになるのか?」
今回の講義では、当社の現役エンジニア2名のキャリアを紹介し、これまでに携わってきたプロジェクトや現場で培ったスキル、そして今振り返って身につけておくべきだったことについてお話ししました。
経験をもとに、現場で役立つノウハウや知見を学生の皆さんに共有することで、将来のキャリア形成に役立ててもらいました。
グループワーク - 対話を通じて探る未来像 -
講義の最後には、これまでの講義内容を踏まえて「未来の自分」をテーマにしたグループワークを実施しました。
学生たちは、自身が将来どのようなキャリアを歩んでいきたいか、そのためにどのようなスキルや経験を積むべきかを考え、グループ内で意見交換を行いました。
エンジニアとの対話を通じて、キャリアの選択肢や将来のビジョンを描く良い機会となった様子でした。
受講した学生の声
今回の講義を通して、学生たちはIT業界への理解と自身のキャリア観をより深めることができました。特に、AI市場の拡大とそれに伴う日本のIT人材不足の現状を知り、将来のキャリアについて真剣に考えるきっかけとなったようです。
学生からは以下のような感想をいただきました。

会社紹介を通じて業界への理解が深まりました。

日本のIT人材不足の現状にも驚かされました。
まとめ|「キャリア観」は企業と学生の共創から生まれる
変化のスピードが加速する現代において、将来のキャリアを「自ら描き、切り拓く力」がこれまで以上に求められています。
今回の特別講義では、現役エンジニアのリアルな声を通じて、学生たちが業界の実情に触れ、自身の未来に向き合う貴重な機会となりました。
一方的な講義ではなく、実際に企業で働いている人と学生が「対話」し、「共に考える」ことでこそ、キャリア教育は本質的な学びとなります。今回のような取り組みが、学生の可能性を引き出し、企業と社会をより良い方向へ導く第一歩となることを、私たちは信じています。
Avintonジャパンでは、大学・専門学校・自治体と連携し、多くの未来を担う人材の育成をしています。キャリア教育、テクノロジー教育を通した人材育成を共に行いませんか?
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