なぜIT企業のAvintonが真鶴町に惹かれ、共に歩むのか?
5月中旬の日曜日、Avintonジャパンのメンバー有志で、神奈川県・真鶴町を訪れました。
Avintonと真鶴町のご縁は2022年頃に遡ります。
きっかけは、真鶴町が掲げる「美の基準」に共感したことが始まりでした。
美の基準とは?
建物の美しさではなく、人々の営みの美しさを大切にする、
真鶴町独自の理念
以来、Avintonでは真鶴町と連携を深めています。
▼これまでの実績例
私たちは、この数年間で確実に絆を深めてきました。
私たちにとって真鶴は「視察先」ではなく、「共に何かを育てる場所」です。
今回の訪問は、次の3つの想いを胸に実現しました。
- 最近の真鶴の新しい挑戦を知ること
- 自然の中でリフレッシュすること
- 地域で挑戦する若い世代を応援すること
当日は、真鶴町の役場職員の方が朝から夕方まで、一日を丁寧にアテンドしてくださいました。

若き農家と探る、一次産業×ITエンジニアの新たな可能性
今回の真鶴訪問で、私たちが最初に訪れたのは「佐野農園」さんです。
湘南ゴールドやみかんなど、豊かな柑橘類を育てている美しい農園。
しかし、そこには地方の一次産業が直面しているシビアな現実もありました。
80代のご夫婦が中心となり、足腰に負担のかかる急斜面で日々草刈りや収穫を続けていること。
それでも、「価格がつかない」という市場流通の壁を理由に、出荷を断念せざるを得ない状況。
一方で、湘南ゴールドジュースは、感動的な美味しさでした。
「これほど素晴らしいクオリティのものが、なぜ正当に流通できないのだろう」
参加したエンジニアたちの間にそんな疑問が湧きました。
「五感で触れる一次情報」が、エンジニアの感覚を更新する
AIやITの仕事に携わっていると、どうしても「デジタル」だけで世界を捉えてしまいがちです。
しかし、実際に現場へ赴き、土に触れ、生産者の生の声という「一次情報」に触れることで、
エンジニアたちの感覚そのものが大きく変化していきます 。
現場に足を運んだ若手エンジニアからは、地域共創に対する前向きな意識変革の声が自然と湧き上がっています。
参加したエンジニアの声
地域で挑戦する同世代と、お互いに刺激を。
こちらの農園の維持に向けて日々奮闘されているのは、佐野杏さん。
実は、佐野杏さんは当社のエンジニアと同世代です。
ただの「観光」や「一過性のボランティア」ではなく、
都市部の若いIT人材と、地域の若い挑戦者がフラットに出会い、刺激を与え合うこと。
これこそが、Avintonが目指す「地域との共創」の第一歩です 。
今回、私たちの訪問を受けて、佐野杏さんから温かいメッセージをいただきました 。

先日は農園へお越しいただき、ありがとうございました!
まさか「住んでみたい」と思ってくださる方がいらっしゃるなんて、とても嬉しく思いました。 真鶴の魅力を丁寧に受け取ってくださり、これからの地域や農園のことまで考えていただけたことに、心より感謝しております。
今回みなさまにお越しいただいたことで、都会で働く20代の方々にも農園や地域に興味を持っていただける可能性を感じました。 また、柑橘ジュースを「美味しい!」と言っていただけたことも、とても励みになりました。 私自身、農園を残していく意味や、同世代の人たちが真鶴に関わるきっかけを改めて見つけることができました。
今後とも農園に限らず、真鶴のさまざまな場所や人に触れていただけたら嬉しいです!
改めまして、Avintonジャパンのみなさま、本当にありがとうございました! またお会いできる日を楽しみにしております!
エンジニアのウェルビーイングを育む「思考の余白」
佐野農園で心地よい汗を流した後は、海と山を巡るドライブへ。
目の前に広がる青い海と、背後にそびえる豊かな緑。
真鶴の魅力に触れているうちに、メンバーの表情は自然と和らぎ、笑顔が溢れていきました。

ランチには、贅沢な黒毛和牛バーガーを堪能しました。
隣接するおしゃれな古着屋さんを覗いたり、地域の方と交流したり。
思い思いに真鶴のローカルカルチャーを楽しむ、ゆったりとした時間が流れていきました。

デジタルから離れ、「考える・感じる余白」を取り戻す
ITエンジニアは日々、膨大な情報やタイトな納期と向き合っています。
画面のコードだけに集中していると、視野が狭くなり、心も消耗しがちです。
だからこそ、頭をリセットする時間が不可欠です。
真鶴の大自然に身を置き、あえてデジタルから距離を置く。
そうして生まれる「余白」の時間を、私たちはとても大切にしています。
- 新しいアイデアを「考えるための余白」
- 地域の温かさや自然の美しさを「感じるための余白」
- 仲間とじっくり未来を「話すための余白」
この「余白」の創出こそが、クリエイティブな発想の源泉となります。
さらに、定期的な「余白」により、エンジニアは健康的に成長し続けることができます。
社員のパフォーマンスを最大化するために、彼らに「余白」を与える。
これも、Avintonが大切にしたい、持続可能な働き方のカタチです。
実際、大自然に触れたエンジニアたちの心理にも、ポジティブな変化が生まれていました。
参加したエンジニアの声
老舗商店で育む、対話の時間
旅の最後に立ち寄ったのは、100年続く歴史を持つ「草柳商店」さんです。
お店の中で地元のドリンクを片手に、みんなで近況や未来を語り合いました。
とても温かく、濃密な時間が流れていきました。
ここで印象的だったのは、真鶴という町が持つ「人を惹きつける力」です。
1日アテンドしてくださった町役場の卜部さんのお話から、メンバーは新鮮な刺激を受けました。

参加したエンジニアの声
ただの静かな田舎町ではなく、新しい働き方に挑戦するクリエイターたちが集まる場所。
この「ITと地域」のこれからの可能性について、真鶴町役場の卜部さんから熱いメッセージをいただいています。

Avintonジャパンの皆さん、真鶴町へのご来訪ありがとうございました。
真鶴の農園での湘南ゴールド100%ジュース、美味しかったですね!実際に農園に行った時のジュースの美味しさ、海も眺められる農地の気持ちよさや土の感触、木々の香りから元気をもらい、そこから何かが生まれたら楽しいなぁって私も思いました。
「自然の中で感覚が開かれるような感じがした」「まずは労働力としてでも地域に関わってみたい」「移住して地域で挑戦する人たちの姿が印象的だった」等々。皆さんの感想のお言葉、とても嬉しかったです。
中瀬社長がおっしゃる”ITエンジニアが農家の役に立てるのか“の実証実験?!?。 真鶴から始まったら面白いですよね!
海と緑が楽しめる豊かな自然、農業や漁業、石材業といった生業、真鶴でしか食べられない干物や刺身、ピザやハンバーガーやカレー、そして、今回訪問した農園やグランピング施設やシェアビレッジ等々、町を元気にしようと動いている町民や真鶴ファンの方等々。町のデザインコード「美の基準」では、そんな真鶴の自然や生活風景、人の営みそのものを大切にしていこうと謳っています。
小さな港町には、いろんな出会いと五感で感じる景色が広がっています。
AI時代における仕事や働き方が大きく変わってきている今、真鶴を楽しみながら、「エンジニアと地域との新しいつながり」や「新しい働き方や生き方」を一緒に探していきたいです。どうぞ宜しくお願いいたします!
最後に
ありがたいことに、夏には真鶴町の伝統的な「貴船まつり」にもお誘いいただいています。
温かく迎えてくださった真鶴町の皆さま、本当にありがとうございました。
Avintonジャパンはこれからも、AI・IT技術だけでなく、人材育成・地域共創にも注力します。
地域との深い繋がりを大切にしながら、「共創の取り組み」を広げていきます。









