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こんにちは!今日は、Avinton SDGs(障がい者の皆さんがつくる農場支援)活動内容についてのブログです。
コロナ禍、怪しい空模様、土曜朝に遠方での集合と、ハードルの高いイベントでしたが、大人17名子供4名総勢21名で終日非日常的な貴重な体験をすることができました。
なぜ今福祉施設・農場ボランティア?
Avintonでは最先端技術を活用し、ビッグデータ・AI・マシンビジョンコンサルティングやシステム開発を行っています。
優れた技術者を育成するだけでなく、他者を思い、人に貢献できるようなやさしい人を育成したいと考えています。
技術者が普段訪れたり、交流することとない福祉施設や農場現場を訪問する事により、社会はみんなの協力・貢献で成り立っているものであることを理解、感じてほしいという思いからこの活動がはじまりました。
当日はマスク着用、アルコール消毒などを徹底し活動しました。
イベント概要
場所:あきる野市
主催:東京地球農園
日程
08:47 JR 立川駅
09:15 JR 武蔵引田駅着
09:30 農園案内、農作業開始 トウモロコシやジャガイモなどの収穫
11:30 武家屋敷へ移動
12:00 武家屋敷着・BBQスタート
13:30 自由時間
15:30 JR青梅駅へ移動
16:00 JR青梅駅にて解散
今回は主に4つの事を体験しましたのでそれぞれ詳しくレポートいたします。
- 日の出太陽の家についてのお話
- 農場で野菜収穫
- BBQ
- 忍者体験(希望者のみ)
日の出太陽の家についてのお話
今回BBQや忍者体験をさせて頂いた、日の出太陽の家は障害者施設です。
一人ひとりが太陽を理念にこの名前が付けられたそうです。
本来であれば日の出太陽の家の障害者の方々と一緒にBBQを行う予定だったのですが、
今回はコロナウィルスの影響により一緒にBBQをする事が出来ませんでした。
現在はご家族の方とも会う事が難しいそうです。
今回は日の出太陽の家にとって大切な2本のDVDを鑑賞しました。
- 日の出太陽の物語(日の出太陽の家を創設した中島正清さんの物語)
- 花咲き山(創設者の中島さんが大切にした作品として紹介して頂きました)
簡単にDVDの内容を紹介すると当時、知的障害者施設を作るのに地域の方の理解は中々得る事が難しく反対運動も起こったそうです。
そんな中島さんを支援したのが若いボランティアの方々でした。
その活動を何年も通してなんとか地元の理解をえて開園する事ができました。
この設立を皮切りに多くの障害者施設が設立されるようになり、その後も、若いボランティアの方や海外の方もボランティアに参加されるようになりました。
設立者の中島さんが大切にしていてた言葉が、花咲き山の絵本の一節である「優しい事をすれば花が咲く、命をかけて優しい事をすれば山が生まれる。」言葉です。
この言葉通り中島さんは、多くの花を咲かせる事が出来たという内容です。
DVD観賞後は現在の日の出太陽の家のお話やDVDでは語られなかったお話を聞かせていただきました。
私はDVD鑑賞やお話を通して改めて人の為に何かをする事の素晴らしさを感じました。
人の為に何かをする事は自分の頭では分かっていても中々行動に移すのははとても難しい事です、日々生きているとどうしても自分の事で必死で、他の人の事を考えている余裕が無い事も多い思います。
DVDの中に出てきたボランティアの方や日の出太陽の家の創設者の中島さんは、他人の為に必死に生きていたんだなと感じました。
決して自分に余裕があるわけでもない中で、他人にの為に必死に行動出来る人はとても素晴らしいと強く感じました。
自分も完全に他人の為に生きる事は今は無理かも知れないが、少しでも他人の為に何か出来る事は無いかと意識しながら日常を生きていこうと強く思いました。
日の出太陽の家の詳細、DVDの動画は下記に共有しますのでぜひご覧ください。
農場で野菜収穫体験
農場についていきなり大雨と最悪なスタートでしたが、用意してきた長靴や雨合羽で装備しいざ農場へ。
まず初めにトウモロコシを収穫しました。
トウモロコシの収穫は初めてだったのですが、簡単にとる事ができました。
収穫したトウモロコシをそのままナマで食べる出来ました。
買って食べる、トウモロコシとは比にならないぐらい甘くて美味しかったです。
その後少し車で移動して別の農場に行きました。
その農場は広くてたくさんの野菜がありました。
私はジャガイモとナスの収穫を行いましたが、他にもにんじん、プチトマト、大葉などを収穫している方もいらっしゃいました。
私がこの農場体験で強く感じたのは、普段私達が食べ物を何不自由なく食べれているのは生産者の方が頑張って作物を育てて下さっているという事です。
普段、オフィスで働いていると農場を見る機会も少なく、食べ物に対する感謝を忘れがちですが、
自分の目で農場を見て、収穫を体験をする事で改めて食べ物に対する感謝の気持ちを思い出す事が出来た良い機会でした。
BBQ
野菜の収穫を終えて、収穫した野菜を持って、日の出太陽の家に移動しBBQを、行いました。
BBQでは農場体験で収穫した、野菜はもちろんの事用意してくださったお肉などを食べました。
特に真ん中にドンッ!とある鶏肉は見た事ない大きさの物でびっくりしました。
すごいベタなコメントにはなりますが、自分の手で収穫した野菜、みんなで食べるご飯、
働いた後のご飯は、やっぱり、、、美味しいなと思いました!
普段常駐していてお会いする事が出来なかった方々や今まで、話した事のない人とプライベートや仕事のお話する事が出来て楽しかったです!
また、お酒をたくさん飲まれている方もいらっしゃり、普段見る事のない一面も見る事が出来て終始愉快なBBQでした!
忍者体験
BBQがひと段落し、希望者は忍者体験を行いました!
体験内容としては
- 記念撮影
- 忍者についてのお話し
- 刀の受取
- 手裏剣体験
主催側の代表、久保田さんの本業はまさに「忍者」。
忍者はもともと家族を守るための技術として始まったものとのこと。
家族を守ることから輪を広げて、世界平和に向けた活動をしていきたいという熱い想いに触れることができました。
まとめ
私はこのボランティア活動に参加してとてもよかったと思います。
普段できない農業を体験する事、普段接する事のない障害者の方の話を聞く事で、
自分が日々生きている世界はほんの一部で、視野を広げれば、色んな人が色んな思いで
色んな事に取り組んでいる事を再認識する事ができました。
刺激がほしい、新しい体験を積んで世界をすこし広げてみたい等どんな理由であれボラティアに参加し「貢献」を感じると人は幸せを感じるようです。
ちなみに、ビルゲイツもより多くの人がボランティア活動(支援する側に回る体験を積むこと)の重要性についてよく話していることは有名です。
https://www.gatesnotes.com/About-Bill-Gates/Giving-Tuesday-and-Philanthropy
私は今回、正直なんとなく楽しそうという思いで今回参加させて頂きましたが、想像以上に得る物は大きかったです。
このような機会があれば積極的に参加して普段とは違う日常の中で生きたいと思うと同時に、他の仲間ともこの体感を共有したいと強く感じた次第です。
次回は今回参加できなかったメンバーもぜひ一緒に幸せなひとときを過ごしましょう!