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常駐エンジニアとは?
こんにちは。はじめまして。
私はAvintonで常駐エンジニアとしてプロジェクトに参画しているSと申します。
今回は、私がこれまでエンジニアをしてきた中で常駐エンジニアはブラックだ、など、誤解されて伝わっていることも多いなぁと感じましたので、これからIT業界でエンジニアを目指す方、或いはIT業界への転職を検討されている方に向けて、常駐エンジニアの働き方やAvintonジャパンならではの特徴をお伝えしたいと思います。
まず、「常駐エンジニアとは」というところからですが、常駐エンジニアとは自分が所属する会社ではなく、お客様先のオフィスに出社して業務に従事する勤務形態のことを指します。客先常駐エンジニア一般的に採用してくれた会社ではなく、技術者を求めている会社に派遣され、派遣先の会社に常駐して開発等を行います。
今までの経歴紹介
常駐エンジニアを語る上で、私の経歴について簡単に紹介いたします。
私はこれまで、インフラ、クラウド案件を中心としたお客様先の常駐エンジニアとして約12年間従事しています。 中でも派遣先は大企業のプロジェクトが多く、ITサービスプロバイダーとして大手SIerの下で業務につき、様々な会社のエンジニアが数百人規模で勤務している現場も見てきました。
開発やインフラのプロジェクトに携わる中で、より新しい知識を得ながら知見を広げて柔軟な対応ができるようになりたいと思い、Avintonに中途入社し、現在はAvintonジャパンのコンサルティングチームでインフラエンジニアとして従事しております。私のこれまでの経験から、IT業界で従事するエンジニアは、常駐エンジニアとして参画するケースは割と多いのではないかと思います。
今回は、誤解されがちな常駐エンジニアの働き方について、現役の立場から感じたことをメリットもデメリットもお伝えして、若い世代、ITエンジニアを志す方の力になれればと思いました、
なぜ常駐エンジニアを選んだのか?
私自身、エンジニアとして就職した前職が客先常駐案件を中心に扱っている会社ということもあり、これまで客先常駐に対して特に思い入れがあったわけではなく、結果的に常駐エンジニアとして従事していたため、それがずっと当たり前になっていた、というのが正直なところです。
逆に、社内案件や社内SEとしての経験がないため、客先常駐と比較をしてお伝えすることができないのですが、常駐エンジニアをやってきて一つ言えることは、様々なお客様先の業務やノウハウに触れる機会に恵まれているため、技術的にも業務的にもスキルの幅が広がっていると実感しています。
それこそが常駐エンジニアの醍醐味といえるのではないでしょうか。
常駐エンジニアのいいところは?
私がこれまで常駐エンジニアをやってきて実感しているメリットをいくつかご紹介します。
・たくさんの出会いと学びがある
常駐案件の特徴として、お客様先で多種多様な会社の方と共にプロジェクト業務を進めるので、現場ではたくさんの人との出会いがあり、様々な影響を受けるので業務的にも技術的にも学ぶことがとても多いといえます。 以前、私が参画していた某大手製造メーカーのシステム老朽化対応プロジェクトでは、BtoC向けシステムを扱っていたこともあり、広告代理店やコンテンツ制作会社の方とも一緒にお仕事をさせていただきました。
BtoCですので目に見える形でお客様のビジネスに寄与するため、異業種間での連携が求められたこともあり、エンジニアは技術的なことだけでなくビジネス観点での要件も視野に入れ、業種関係なく一丸となって最後までプロジェクトを完了することができました。 このようにプロジェクトを最後までやり遂げることで、自信に繋がり大きく成長することができるかけがえのない貴重な経験になると思います。
・スキルの幅が広がる
プロジェクト案件ごとに使われている技術や求められるスキルは様々です。顧客のIT技術のノウハウに触れることができることは常駐エンジニアにしかできません。様々な経験から得たスキルや知識の向上は、モチベーションアップにも繋がります。
・案件とのミスマッチには比較的取り返しがつく
常駐エンジニアの場合、お客様先での勤務となりますが、原則として契約期間内で働くため、仕事上の人間関係や案件とのミスマッチに長く悩まされることはありません。ちなみに、私がAvintonを選んだ理由は、会社としてエンジニアをフォローしていく体制が整っていること、ステップアップしていく上で本人の希望も最大限に考慮してくれるること、これらが大きな決め手となりました。
もし入社後に参画している案件で悩みがあった場合は、忌憚なく営業に相談してみると良いと思います。
常駐エンジニアのデメリットは?
常駐案件のメリットを挙げたら当然デメリットもお伝えしておきます。
・常駐先が変わるたびに新たに業務を覚えなくてはならない
常駐先のプロジェクトにはいつか終わりがきます。プロジェクトには必ずスケジュールが引かれているため、プロジェクト完了と共にメンバーは解散となります。時にお客様の予算の都合上、プロジェクト半ばでも途中で打ち切りとなることもあります。常駐先の業務が終了となった場合は別のプロジェクトに参画するか、或いは他の常駐先の案件を探すことになるわけですが、いずれにしても、案件が変わればその都度、新しい業務を覚えなくてはなりません。使われている技術も様々なので、これまでに経験がない場合は新たに技術スキルの習得が求められることでしょう。 これについては、先ほどメリットでも挙げた自分の成長という観点で考えれば表裏一体ともいえます。
・常駐先での人間関係・信頼関係の構築
自分が新しいプロジェクトに着任したとき、或いは今まで一緒に仕事を進めていた人が離任して新しい人が着任というように、これまで一緒に仕事をしてきたメンバーが変われば新たに人間関係や信頼関係を築く必要が当然出てきます。これには日々の努力とまとまった時間が必要になるので、非常にエネルギーを使います。
人の入れ替わりは社内エンジニアでも同じかも知れませんが、社内メンバーの中での入れ替わりと比べると、常駐エンジニアは全く知らない社外の方ということもありますので、この点は大きな違いです。
・勤怠はお客様先と自社と両方で調整が必要
自分が所属する会社と働いているオフィスが異なるため、勤務実績の報告が自社とお客様先の双方に必要になるケースがあります。また、急な用事や体調不良等で会社を休まなければならなくなった場合、こちらも現場で業務調整を行なった上でお客様先と自社の双方に連絡を入れなくてはいけません。常駐エンジニアの場合だと、こういった会社ごとの手続きが必要になることが多いです。
Avintonを選んだ理由
・実際入社して思った通りだったところ、思った以上に良いところ、思ったより悪いところ。
Avintonでは Growth PlanというOKRを用いた目標管理のスキームを導入しており、自分が目指す目標に向けたプランニングを行なっています。会社としても目標に向けたアドバイスやサポートもしてくれるので、一人で悩まず一緒になって考えてくれる環境が整っています。加えて、まだトライアル段階ではありますが、Avinton Reward なる、Avintonの新しい評価制度で社員同士がお互いを評価し合う、といった非常にユニークな試みも行っています。 前向きに良さそうなことはアグレッシブにどんどん取り入れていく、Avintonはそういった文化が定着している会社です。こういったことから入社後に印象としては、常にアップデートしていく(進化する)会社というイメージです。(もちろんいい意味で)
入社してみて意外だったのは本社オフィスの雰囲気です。思っていたより本社オフィスは静かです。皆さんの表情はモニターに向かって真剣そのもの、完全に仕事モード。すごく集中して少し話しかけづらい雰囲気もありますが、お昼休みや業務の合間はお散歩に行ったりみんなで外食したり、オンオフをはっきりしています。
上記でもお伝えしましたが、私がAvintonを選んだ理由として、エンジニアとしてやりたいこと、本人の希望を最大限に考慮してもらえる点にあります。これについては、入社前と入社後とで乖離がなく思ったとおりの会社でした。 営業サイドも本人の目指すキャリアをヒアリングした上で、なるべく希望に沿った案件を紹介してくれます。Avintonは、技術的な強みに偏りがなく、紹介案件も幅広くありますので、希望する案件へ参画しやすいのではないかと思います。
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