経歴紹介
大学院卒業後、大手医療機器メーカーで営業職として従事しておりました。もともと海外に関われる国際的な仕事がしたかったのですが、コロナ禍でチャンスがなくなったことをきっかけに、海外で就職できるようなスキルを身につける必要があると考えるようになりました。そして、独学でデジタルマーケティングとプログラミングの勉強をし、Avintonに入社することを決意しました。
Avinton入社後は大手通信ベンダーにて通信機器のネットワークエンジニアとして約1年間ほど従事しております。
なぜAvintonを選んだか
初めに、自分の就活の軸は「将来海外で働けるスキルを身につけられるかどうか」でした。
どのようなスキルを身に着ければ海外で働くことが出来るのか漠然としかわからなかったので将来需要がありそうなIT関係を中心に転職活動をしていました。
Avintonに入社した理由は2つあります。
①未経験ITエンジニアとして採用していただき、内定後も何度か面談の機会を下さったこと 面接の際、SESとして大手外資系通信企業でのネットワークエンジニアのお仕事をご紹介いただきました。
重要視していた点は、職種の将来性と給与であり、面接を通じてネットワークエンジニアは将来性があり未経験でも活躍できる分野であると知ったことから興味を持つようになりました。
代表の中瀬さんや面接担当だった人事の方含め、Avintonの社員さんの人柄に惹かれていたため入社について真剣に検討していたのですがSESのような派遣の業務にあまりいいイメージがなく入社後にギャップが生じてしまうのではないか不安があり、とても悩みました。。
そこで、Avintonの方に不安点をいくつかご相談したところ、現場で働く先輩方をご紹介いただき、何度かご面談をして不安点を解消していったことで入社を決意いたしました。
②将来海外転職を目標としていたため、グローバルに活躍できることをめざしていたため
入社した当時は胸を張って言えるスキルといえば英語しかありませんでしたので、語学力を生かせる環境を探していました。Avintonはリードエンジニアを始め外国籍の方も多く、日本人メンバーもグローバル思考の方が非常に多いため、自分に合っているのではないかと考えました。また、紹介していただいたプロジェクト先の企業様もグローバル企業であり外国籍エンジニアとのやり取りも多いと伺ったため、それも魅力でした。
プロジェクト概要とやりがい
初めの5ヶ月間はネットワークの監視、ソフトウェアのアップデート作業を行い、その後はカスタマーサポートのプロジェクトに移ってトラブルシューティングの業務をしていました。
ネットワークの監視、ソフトウェアのアップデート作業は、ネットワークの保守運用のカテゴリーに分類されるお仕事で、基本的な作業も多く、未経験ITエンジニアとしてのファーストステップアップとして適切なお仕事だと思いました。
また、ソフトウェアのアップデート作業は事故があった際はネットワークが使えなくなってしまうので、万が一の時に周囲への影響を減らすため作業が夜間に行われます。繁忙期には2週間毎日夜20時から朝10時まで作業をしていたこともあるので、体力もついたと思います。
プロジェクトを通して学んだこととしまして、移動体通信全般の知識、Linuxコマンド、報告書作成能力、問題解決能力等を身につけることができました。カスタマーサポートのお仕事では、お客様から通信障害の報告をもらい調査をします。聞き慣れない用語が出てきたり、グローバルのエンジニアと一緒に解析調査を行いますので、英語で説明する力や問題解決能力を身につけることができました。
苦労したこと
全くの未経験でしたので、最初は用語を理解できず調べることに時間がかかりました。
Linuxの使用も不慣れだったため、習得することに時間がかかり、先輩方からご指摘を受けることが多々ありました。
IT業界では日々新しい技術が生まれるので、わからない用語も多く出てきます。
このプロジェクトを通じて、効率良く勉強をすることと、用語を調べて素早く理解する能力を身につけることができました。
インフラエンジニアを経験して見えてきた自分の目標や今後の方向性
今年の途中からインドにある日系総合商社の営業マーケティング職として就職することになりました。
小さい頃からインド映画や文化が好きで、転職のきっかけは昨年9月にインドに旅行し移住したいと思うようになりました。
次のキャリアステップは通信機器に使用される半導体とデジタルマーケティングの営業職になります。自分のスキルや経験として、①英語が話せる ②インドが好き ③ITの知識が多少ありプロジェクトを経験している、という特徴がありますが、この3点が評価され内定をいただくことができました。次の仕事はエンジニア職ではありませんが、外資系大手通信機器企業でネットワークエンジニアとして1年間従事したことは私にとってはとても良い経験でしたし、企業様からもプラスに思っていただいております。
転職活動前、ネットワークエンジニアはニッチな領域というイメージがありました。しかし、インドでは収入的な問題で中国製の格安携帯が多く使われているという背景があり、政府の方針で”make in India”という動きが活発に行われてます。この”make in india”という意味はインド企業でという意味ではなく、企業関係なくインド国内で製造生産しようという意味です。実際、日本の大手通信機器で有名な企業も参入しており、日本企業によるエンジニアの募集も多く見受けられました。
インド国内は都会でも通信環境が不安定だったり、またテロの危険性があるため空港や有名な観光地(タージマハルなど)であえてインターネットを制限していたりします。特に情報セキュリティにはシビアで、Tiktokが使えなかったり、近隣諸国からデータを抜き取られないようセキュリティやデータの管理に気を使っている国ですので、インドではインフラエンジニアの需要は非常に高いと思われます。
自分自身は、まだはっきりとしたキャリアの方向性は決めておりませんが、インドに参入する日本企業をサポートできるようになりたいと思っております。これからはインドが発展すると言う言葉を良く耳にしますが、実際は、インドの文化や言葉を理解できなかったり、そもそもインドに興味がある優秀な日本人が見つからないことが理由で、ビジネスに失敗する日本企業が多いようです。実際にインドに住んで働いてみて、インドの良さとビジネスの可能性を広め、渡印を考えている日本企業や日本人の皆様のサポートをできるようになりたいと思っています。
これから未経験でエンジニアになりたい人へ
誰でも初めは未経験です。興味があるのであれば、チャレンジして損はない職業だと思っています。
私は将来的な目標がエンジニアとは別の方向に見つかったためインドでキャリアチェンジを選択しましたが、それでも1年間ITエンジニアとして従事してきたことは後悔しておりません。
ITエンジニアとして勤務していたキャリアは、今後、人事、総務、営業、マーケティング、コンサルティングなどエンジニア以外の職業に生かすことができますし、もしエンジニアとして向いているかわからずエンジニア職への挑戦を悩んでいる方がいるなら、たとえ失敗したとしてもチャレンジして後悔することはないと思います。恐れずチャレンジしてみることをお勧めします。
実際、私もインドでの就職活動の際にはITエンジニアとして経験があったことを評価されていくつかの企業様から内定をいただくことができました。国外ではIT経験がある日本人は少なく、IT大国と呼ばれるインドでも人材募集は常にあり、需要が高い職業です。
今後のキャリアパスについて
渡印後、インドでどのくらい滞在するかは決めてはおりませんが、できるだけ長く滞在したいと思っております。もし、日本に帰国すると決めた場合でも様々なキャリアパスがありますが、帰国後もインドと日本をつなげる仕事がしたいと考えております。
近年、日系IT企業では人事部がインドにあるIIT(インドの東大と言われる大学)で就活イベントを行ってハイレベルな人材を積極的に採用しており、特にIT業界ではインドと日本が関わる機会が今後増えていくと予想しています。将来そのような業界でキャリアアップを考えています。
未経験で何かにチャレンジすることは不安も多いかと思われます。
私もエンジニア、インド就職、未経験なこと尽くしですが、みんな初めは未経験からスタートですので、心配不要だと思います。
ITエンジニアの職業は簡単ではありませんでしたが、需要が高く、例えキャリアチェンジをする場合でも必ずプラスになる経験だと思っています。
もし、ご興味があるかたがいらっしゃれば是非チャレンジしてほしいと思います。
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