1994年に「美の基準」を施行して以来、生活景の美しさを追及していることで広く知られている真鶴町。Avintonジャパンはこの真鶴町の魅力を知り、この町を盛り上げていくために昨年より支援を開始しました。
昨年の支援開始以降、Avintonは数回にわたって真鶴町を訪れ、イベントを実施するなどの支援を行ってきました。その活動を通し、Avinton社内にも着実に真鶴ファンが増えています。
これは真鶴に惚れたAvintonメンバー数人がプライベートで真鶴町に訪れ農業に触れてきた、その時のお話です。
Let’s Visit 真鶴 !
さて、この度は真鶴町にある真鶴オリーブガーデンに伺い、農作業を手伝ってまいりました。
なんとも太っ腹なことに大きなビニールハウスを自由に使わせていただけるというご許可をいただき、色々とやってみようと考えています。今回はその記念すべき第1回です。
どういう経緯でこのハウスを借りることになったのか、それはわかりません。非公式ですから。会社主導のイベントではなく、Avintonの活動をきっかけに真鶴町に惚れたファンが真鶴町の方々に働きかけた結果です。社員とはいえ、私たちの活動がこのように真鶴町のファンを増やすことにつながったと思うと嬉しいですね。
本訪問の主催者からはこんな話を聞いています
これから難易度の低い夏野菜とかを農園の方と相談して植えたりしようと思っています。
このハウスを好きに使って良いということだったので、今後温度センサー、湿度センサー、AIカメラ、自動給水機等を取り付けて遠隔で農業できるようにする遊びにも取り組む予定です。(農園のご夫妻もとても前向きにご協力して下さってます)。
うん、実に楽しそう。きっと参加する社員もどんどん増えていくことでしょう。非公式活動ながら、行く末が楽しみです。
Why 農業 ?
突然ですが、IT業界はうつ病の発症率が高いってご存じですか?
うつ病については正確な発症メカニズムが解明されているわけではないのですが、IT業界特有の以下の条件がうつ行リスクを高めていると言われています。
- 太陽にあたる時間が短い
- 人とのコミュニケーションが少ない
- 長時間座りっぱなしで運動不足になりやすい
長時間労働が発生しやすい
Avintonでは長時間労働はあまり発生しませんが、その他の3点についてはどうしてもITエンジニアの仕事内容の関係上避けることが難しい課題です。
さあ、普段このような環境で仕事をしているエンジニアが農業をするとどうなりますか?
- 青空の下で
- 仲間と一緒にワイワイと
- 全身をフルに使った運動
なんと、エンジニアの働き方の課題が全てクリアされるではないですか!
このように健康リスクの回避という意味で非常に有用なのです。
また、農業だけに限らず真鶴町を訪ねることの最大のメリットである普段交流のない人と交流し、都会から離れて自然を感じることで新たな価値観を得ることできるという点も非常に魅力的です。
It’s First 真鶴体験
ここからは、先輩に連れられて今回初めて真鶴町を訪れた新卒メンバーに感想を聞いてみます。
自然が凄い!
自然がとても豊かです。真鶴町は太平洋に面していながら山があるので緑と青が合わさった爽やかな光景が目の当たりにできます。日々ディスプレイと睨めっこしていることが多いからこそ心から癒されます。また空気が澄んでいるので息を吸うだけで気持ちいいです。さらに田舎ならではの静粛さが新鮮に感じ、心もリラックスできると思います。都会ライフからの少し休息をとるという形で訪れるのもアリではないかと感じました。
それだけじゃなかった!
真鶴オリーブ園のオーナーご夫妻はビニールハウスはもちろん離れ家や事務所にある2階の部屋を快く自由に使っていいとおっしゃってくれました。それだけではなく、ご夫妻が所有する土地の上空にドローンを飛ばしていいとのことでした。(なんとご主人が直径1メートルほどのドローンを持っておられます。)農園でできることは無限大にあり非常にワクワクすると思います!
とてもいい運動でした!
貴重な体験を通していい汗をかくことができます!農業や薪割りといったことはあまりやったことがない人が大半だと思いますが、そんな体験がこの活動でできます。
ITの会社に入ってこのようなことができるとは思ってもいませんでした。あまり考えることなく、せっせと薪を割って身体を動かすことができて体のリフレッシュができました。さらに、人のために楽しいことができるので達成感も感じられます。
非常に刺激的な交流でした! 普段できないような交流ができました。それはオリーブ園のご夫妻との交流です。 ここまでの話からも分かるように非常に気さくで寛大なご夫妻なのですが、それだけではありません。元々雑木林だった土地を買って整備をしながら農園を始め、現在はオリーブ農園を営んでいます。農園の可能性を常に探っており、農作物リモート栽培や農園のIT化にとても前向きの姿勢を持ったお方です。奥様は現役時代の知見やつながりを使ってオリーブを使ったお菓子やお茶を京都の会社と開発して売り出したり、工場を作ったり、オーストラリアに渡航し高品質なビニールハウスの材料を注文をしたりしているお方です。このようなバイタリティーのあるご夫妻とお話ができることは貴重な経験で刺激になります。頂いたオリーブの葉の粉末を使ったお茶やケーキは絶品でした。ふるさと納税総合サイトの「さとふる」にも商品として登録されているようです。(参考リンク) さらに、普段あまり関わりのない先輩社員や、同期との交流から社員同士の良い関係を築くことができ、Avintonジャパンとしての一員だということを身に染みて感じることができました。
真鶴にいったら魚を食べてください!!
本当に「おいしい」の一言につきます!魚介類全てが新鮮で美味です。丸入水産というお店を訪れたのですが味はもちろんのことコスパがとても良いです。絶対に真鶴を訪れていい汗をかいた後に食べてください。お店の方が伊勢海老を推していたのでチャレンジしたいです。また、何度も真鶴に来ている先輩曰くそのお店以外にもおいしいお店がたくさんあるとのことなので行ってみたいです!
に染みて感じることができました。
Next 真鶴 Action
冒頭でも紹介しました、主催者の言葉をもう一度紹介します。
このハウスを好きに使って良いということだったので、今後温度センサー、湿度センサー、AIカメラ、自動給水機等を取り付けて遠隔で農業できるようにする遊びにも取り組む予定です。(農園のご夫妻もとても前向きにご協力して下さってます)
我々Avintonジャパンは本社を横浜に構える会社ですので、多くのメンバーは横浜に通いやすいところに住んでいます。そのため、真鶴町とは距離があり、頻繁に通ってハウス内の植物の世話をすることは難しいのです。
しかし、そこは我々ITエンジニア。それもハードウェアやインフラからデータ分析まで幅広いスキルを持ったプロフェッショナル集団です。現地にいけないのであれば遠隔でお世話をするシステムを作ってしまえば良いのです。
そんなわけで、「遠隔地からでも農作物の日々のお世話ができるようなリモート農業システム開発」がこのビニールハウスを使った次のプロジェクトです。
次回の来訪時にはカメラやドローンを使ってどんなことが出来るのかを確かめるつもりです。
今後の予定としては4月からシステム試作から始め、7,8月に農作物テストを行います。また水耕栽培をするため、トマトなど難易度の低い野菜からはじめます。
最後に
非公式プロジェクトながら真鶴×最先端IT×農業プロジェクト、運営開始です!
Avintonが会社として始めた真鶴町支援から、社員がその熱量とコンセプトを正しく受け取り、このような活動につながっていったことを会社としてとても嬉しく思います。
今後もAvintonとしても個人としても、真鶴町を大いに盛り上げてまいります!
あなたも、Avintonで様々な経験、人との出逢い、最先端技術を習得し共に活動しませんか?
社員の成長を導きながら、AIやビッグデータなどの最先端技術をプロジェクトに活用し、業界のリーダーを輩出していくことが私たちのビジョンです。Avintonの充実した技術研修でスキルアップを図り、あなたのキャリア目標を一緒に達成しませんか?