自己紹介・経歴紹介
私は小学校、中学校と学生時代の半分を米国で過ごしました。その影響もあり、様々な物事に興味を持ち、野球、フットボール、武道、芸術、とにかく色んな趣味に取り組んでいました。勉強では、野球チームを統計学で優勝させたマネーボールの物語を見たことから、統計学や解析手法の分野を主に学習しました。そのころから将来の夢としてデータサイエンティストとして世界で活躍することを目標にしていました。しかし、大学時代は他の娯楽に気を取られあまり勉強にコミットしていませんでした。
そして、就活時期に入り、ボストンキャリアフォーラムに参加しました。英語こそできましたが、海外の企業に対して技術力でアピールできることが何もないことに気付きました。なので、まずは技術力を磨ける場所を探そうと考えていた中で当社と出会いました。Avintonの名前を知るきっかけとなったのは、卒業間近の大きな就活イベントでした。
私が気づいたときにはイベント自体はもう終了しており企業説明を直接伺ったわけではございませんが、Webサイトを閲覧して研修内容の透明性やソリューション(エッジAIカメラやデータプラットフォーム)などが魅力的に映りました。加えて、CTOが海外の方で海外の企業とも取引があると伺っていたので、英語が活かせると思いました。
勿論、他にも横浜近郊で働ける点やIT業界では珍しい女性社長の下で働けるという面白そうな点は幾つもございました。そして、私は企業ホームページの応募フォームを通して弊社に応募し、新卒として当社に入社いたしました。
入社後のプロジェクト紹介、学んだこと
入社前には、主に入社課題であったLinuxの勉強をしていました。仮想環境や学習内容などは当社ホームページのAcademyに載っていたのでその手順通りに進めました。
そして、入社後は関連情報通信技術を応用した開発の案件に参画することになりました。希望の職種は学生時代に憧れていたデータサイエンティストでしたが、当時の経験では希望した業務に就くことは難しく、早くエンジニアとしての経験を積みたいという気持ちも大きかったので、目の前の仕事に愚直に取り組みました。この時の開発言語はPythonでしたが、学生時代に触れたことがない言語だったので、初現場ということも相まって不安がとても大きかったことを記憶しています。
また、こちらのプロジェクトは最終的にフォーラムでの実演を目標としておりましたので、当日動かなかったらどうしようという不安もありました。ただ、Linuxの環境で動かすこともあったので入社前の学習が生きたこともあり、フォーラムでの実演は成功に終わりました。1年未満のプロジェクトでしたが、デバッグの方法からマイコンに仮想環境を構築して開発を行う手法まで、ITエンジニアとして基本的な技術を習得できたプロジェクトでした。
加えて、会議での発言や資料作成は勿論、フォーラムで説明員を英語で担当する機会もいただけたので、ソフトスキル的な面も学習でき、私にとってとても充実したプロジェクトとなりました。
その後のプロジェクトでは、この現場経験から、基地局のログを管理するツールの開発にアプリエンジニアとして携わりました。こちらはツールの保守・運用にあたり、コードの改修や新機能追加という形で作業に貢献しました。こちらのプロジェクトでは、以前とは異なり、細かい納期の中で如何に作業を進めるかという点で大きく学習、成長できたと存じます。
現在担当している大手メーカーでのデータ分析プロジェクトについて
現在は入社時から希望していたデータサイエンティストの職に就き、AV機器から取得できるログの分析に纏わる業務を行なっています。
主に、AV機器ログデータのログエラーやデータの分布などを確認するためのTableauでの可視化を目的とした業務と、アプリや製品などを改善を行う事を目的とした高度な分析の業務、2種類の業務を半々で行なっています。後者の自ら仮説を立て分析を行う作業はアイデア次第なので、頓挫することも多く、もう一方の可視化の作業と交互に進捗をコントロールしながら業務にあたっています。プロジェクト参入時も含めて分析の業務は学生時代の経験やAcademyの機械学習やSQLの学習がとても活かせているように感じます。
また、当時はデータサイエンスとはあまり関係が無いように感じた以前のプロジェクト達ですが、一人で仮想環境を作って、分析したり、資料を纏めて共有、発表をしたりという点ででの経験がとても役立っているように感じます。今まで自分が勉強していたものが役立っている、また希望していたことに近い作業ができている点で業務にやりがいを感じています。
データサイエンティストとしての今後の目標
今後のデータサイエンティストとしてのキャリアですが、見方によっては既に学生時代の目標であった「データサイエンティストとして世界で活躍すること」が達成できているかもしれません。しかし、分析手法や結果の利活用に関してまだまだ未熟なので、さらに経験を積み、手法を知っているだけではなく、目的に応じて適切な分析手法を利活用できるような人材へとレベルアップをしたいです。
また、キャリアを長い目でみれば、自分のデータ分析チームを持ち、リーダーとして率いて、各作業に対してアドバイスやコントロール、決定権や責任を持てる存在になりたいです。あとは、現在オーディオ機器の分析をしておりますが、児童、学生の教育や発展を支えることが人生の目標としてあるので、データサイエンティストとしてこれらのことに何か貢献できるサービスの作成に携わりたいです。
まとめ
就活に出遅れ、データサイエンティストとして目標の職種に辿り着くまで少々時間の掛かってしまった私ですが、現在は学生時代にやりたかったことがやれていると自信を持って言えます。私がエンジニアとして皆さんに伝えたいことは何でもやってみることです。一見興味が持てない、長く続きそうにないと感じたことでも、やってみたら収穫は必ずあります。
また、やっているうちに目標や方向性を見つけられるかもしれません。私は最初に与えられた業務が情報通信技術に纏わるシステムエンジニアよりの開発の業務、次に与えられた業務がアプリエンジニアよりの基地局ログにまつわる業務でした。
そして、現在はデータサイエンティストとしてオーディオ機器のログ分析に携わっていますが、このプロジェクトに参画する上でも、実際に業務を進めるうえでもそれまでの2つのプロジェクト経験が私を支えてくれています。
まず目の前の仕事、与えられた業務をやることでスキルと経験を身に着けていけば、希望の業務、職種に近づけていけると思います!以上、お読みいただきありがとうございました。
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