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【産学連携事例】SF思考×デザインワークショップ授業

【関東学院大学様との産学連携事例】SF思考×デザインワークショップ授業

By Avinton rk | イベントレポート, ニュースリリース&イベント | Comments are Closed | 14 6月, 2024 | 2

5月18日(土)・19日(日)に関東学院大学人間共生学部共生デザイン学科の佐々牧雄教授による「SF思考×デザインワークショップ」が開催されました。Avintonからは特別ゲストとして3名が参加し、未来のショッピング体験をテーマに講義が行われました。

今回の授業テーマは「2055年の「ショッピング体験」を創造する」。
2055年のショッピングとはどんな未来の形になっているのかを想像し、具現化をすることに挑戦しました!

「【関東学院大学様との産学連携事例】ワークショップ発表
関東学院大学についてはこちら
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp
佐々教授のプロフィールとゼミについてはこちら
http://33lab.com/

産学連携授業の参加経緯と自己紹介

私は専門学校でインフラ関連技術を学び、サーバ構築やシステム・ログ監視ツールの開発に取り組んできました。課外活動にも積極的に参加し、自治会や体育祭実行本部、オープンキャンパスのスタッフなど、多岐にわたる活動を通じて得た経験が私を成長させてくれました。
今回のイベントに参加した理由は、自身の興味関心がない分野でも新たな気付きがあるのではないかと考えたからです。
新しい知見や経験、人間関係を得ることができるイベントに参加することは、自身の成長に繋がると信じ参加表明しました。

SF思考とは

SF思考は、サイエンス・フィクション(SF)の力を活用して、産業の活性化やイノベーション創出を目指す考え方です。
現代の変化の激しい世の中において、新たな発想や視点を持つために重要なアプローチです。詳しくは以下のリンクを参照してください。
https://jinjibu.jp/keyword/detl/1542/

「SF思考?これがどう現在のエンジニアの職に活きるのだろう?非現実的なことを無駄に考えるより、具体的計画を立てることの方が仕事に役立つのではないか。」
正直参加前の私はそう考えておりました。しかし、2日間にわたる講義の中でこの考えは180°変わることとなりました。こちらは最後に記載しておりますので、何故考えが変わったのかを交えつつ書かせていただければと考えております。

イベント内容とスケジュール

2日間にわたるワークショップのスケジュールを以下にご紹介します。

1日目

・自己紹介:参加者全員が自己紹介と最近のマイブームを発表
・未来のショッピングの形容詞:形容詞を使って2055年のショッピング体験を想像
・バズワードの作成:マイブームと形容詞を組み合わせた新しいショッピング体験のバズワードを作成
・プレゼンテーション:チームごとにバズワードを発表し、他チームからのフィードバックを受けて再度プレゼン

2日目

・最近のニュースの共有:参加者が最近のニュースを報告
・梗概の作成:前日に設定した背景を基にサマリーを作成し、発表
・台本の作成:梗概を元に台本を作成し、劇を行うための準備
・最終発表:小規模ホールで劇を行い、各チームが2055年のショッピング体験を表現

SF思考・バックキャスティングの重要性

1日目、まずは佐々教授がSF思考とは何かというのを講義してくださいました。
下記資料は、佐々教授が講義を行ってくださった際の資料の一部です。現代の世の中は変化が激しく、求められる能力も大きく変化しています。そんな時代背景にも飲まれないための考え方がSF思考だと仰っていました。現在のシリコンバレーにある世界的超一流企業の創業者は皆、SF小説を好んで読んだと言われ、成功した要因にSF思考があるからではないかと考えられています。ワクワクすることを想像し、それを実現するために行動して突き進んだ結果として成功しただけに過ぎないのです。

余談ですが、Facebookが出来たきっかけをご存じでしょうか。Facebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグはFacebookの前進となる学生の容姿を格付けするサービスFacemash.comを立ち上げました。同性同士の写真を2枚並べ、どちらがより「優れている」かを投票するサイトです。しかし、そのなんとも下劣なアイデアから大学内で問題となり、立ち上げ後すぐにアクセス権が無効となってしまいました。まさにこのサービスが元となって現在のFacebookが出来ました。彼のワクワクを具現化した結果、今ではユーザー数約30億人という超大規模SNSとなって私達の身近に存在しています。

また、現状から出来ることを探し、積み上げていく作業をフォアキャスティングといい、反対に最初に目標とする未来像を描き、次にその未来像を実現するための道筋を未来から現在へと遡って記述するシナリオ作成の手法のことをバックキャスティングといいます。SF思考はこのバックキャスティングの考えに基づいています。

VUCAの時代

「【関東学院大学様との産学連携事例】SF思考とは

【関東学院大学様との産学連携事例】バックキャスティングとフォアキャスティング

予想外のワードを組み合わせて新しいショッピング体験のバズワードを考える

学生さん社会人合わせて30人程度規模の授業で各班4~6人で全6班から構成されておりました。まず各班内で自己紹介を行い、自身のマイブームについて書き出し・発表を行いました。
また、今回のテーマである「ショッピング」に形容詞を付ける作業を行いました。具体的には 冷たい×ショッピングなどです。佐々教授はワーク中何度も「ぶっとべ」と仰っていました。実はその「ぶっとべ」こそが今回のSF思考の神髄となります。それは後述します。
実際にワーク中に出た案がこちらです。
お金がもらえる × ショッピング
真っ暗な    × ショッピング
概念が買える  × ショッピングなど

非常にワクワクする物ばかりでした。
本当に学生さん達は発想が柔軟で、「べき思考」から中々抜け出せない私は非常に頭が固いなと気付かされました。

【関東学院大学様との産学連携事例】アイディアボード

その後自身のマイブームと組み合わせてバズワードを作成するワークを行いました。
私達の班は「概念を買える×睡眠×ショッピング」というワードを選定しました。この意味不明な言葉は2055年の現在バズっている言葉であると仮定して、その背景を更に考えていきました。
私達の班は薬を飲むことで寝たと同じ効果が得られる(概念を買える)ものが売っているという設定にしました。
バズワードの背景を班内で議論し、他チームに向かって発表を行い愛のパンチと呼ばれるディベートで矛盾点や疑問点などをぶつけてもらい再度班内で議論を行いました。

【関東学院大学様との産学連携事例】バックキャスティングとフォアキャスティング

実際の背景設定や議論結果の記録の一部です。

梗概(サマリー)・台本の作成

2日目、最近起こったプチニュースを報告するミニゲームからスタート!
ボールを投げて受け取った人が答える形式でしたが、バイト先で万引きされたという衝撃的なニュースやスタバの新作を飲んできたという学生さんのほっこりするエピソードまで多岐に渡っていました。

【関東学院大学様との産学連携事例】発表

その後は、全員が宿題として、前日に設定した背景を踏まえて400~1200文字程度の梗概(サマリー)を持ち寄り、班内で発表を行いました。
学生さんも宿題を出された時は、「マジかよ」と学生さんらしい反応をしていましたが、実際に書いてある梗概は非常に内容が深く登場する背景設定も固有名詞で名前を付けていて、驚きました。
更に発表の中で個人個人が良いと感じた要素をまとめ1つの梗概を完成させることになり、再度議論を行いました。最終的に梗概を元に台本を作り、劇を行って自身のバズワードを表現する発表を行うことになりました。
この作業は非常に大変でしたが、学生さん達の豊富なアイデアによって時間内に完成することが出来ました。

【関東学院大学様との産学連携事例】梗概の作成風景
梗概の作成風景

【関東学院大学様との産学連携事例】最終課題

劇による最終発表

各配役などを決め、個人個人が何かしらの役割を持って劇に臨みました。今までは教室を使っていたのですが、小規模ホールのような場所にて発表を行いました。佐々教授はよく劇を用いて発表を行うことが多いとのことで、学生さんはさも劇を行うことが当たり前の感覚になっていて、衝撃を受けました。

どの班も創造性豊かで軽いお芝居を見ているのではないかと感じる程演技力が高い子が多く、見ていて面白く、自身にはない視点で物事をとらえていて非常に勉強になったと感じました。 2055年のショッピングが本当に実現可能なのではないかと思えるものが大半で、SF思考の重要性を深く納得できた瞬間でした。

前述した「ぶっとべ」という佐々教授の発言の意図は、どんなに実現が無理と感じていても具体化して行くことで現実味が帯びてくるという事を伝えたかったのではないかとハッとさせられました。固定概念に縛られていては実現可能なことも自身の中でストッパーが働いてしまい、出来なくなってしまうのだと気付かされました。

実際の劇の発表風景

【関東学院大学様との産学連携事例】実際の劇の発表風景

実際の劇の発表風景

学生さん達に何故参加したのか、今回参加してどう思ったかなどを聞いてみました。年齢が近いことが大きく作用してか皆さん本音で話してくださいましたが、

・佐々教授のゼミにいるから興味があって参加した
・他の第一希望のゼミが開講しておらず、今後のためになりそうな本講義に参加した
・SF思考が何か気になって参加した

など、ポジティブな理由で参加している学生さんが大半であったと感じました。

懇親会参加

1日目の講義終了後に懇親会が開催され、学生や他の社会人と交流する機会がありました。

佐々教授と学生さんが5人、社会人が6人と計12人で大学内にあるカフェで2~3時間程度食事をしながら学生さんや他の社会人の皆さんと話す機会がありました。

学生さんは皆大学3年生ということもあり、就活の話題や趣味の話で盛り上がることが多かったです。私は学生時代も専門学校だったというものあって、周りの友人と就職に対する気持ちや考えは似た考えが多かったですが、長期留学の話が出たり、インターンに行く回数などの話題が上がり、学校ごとでこんなにも特色が違うのかと大きな気付きを得ました。

また、Avintonの新規事業アドバイザーの柴田さんもお越しになっていて、SF思考やデザイン志向と自己肯定感の関係性についてお話頂いたり、Softbank人事部の方ともお話をさせて頂いて、休日こういった講義やセミナーに参加することが自身の成長や経験にどう役立つのかという話で大変盛り上がりました。

【関東学院大学様との産学連携事例】実際の懇親会の風景

実際の懇親会の風景2
実際の懇親会の風景

私の所感

今回のワークショップで得た知見や経験は、エンジニアとしてのキャリアにおいて非常に貴重なものとなりました。
SF思考で考える0から何かを創造する力はエンジニアとして自身が与えられた課題に対してどのような糸口で解決する力そのものではないかと考えております。また、エンジニアはどうしても自宅オフィス間の移動のみで、思考が凝り固まったり、視野が狭くなったりしがちではないかとも考えております。
私個人の大きな課題として傾聴力がありますが、今回の講義は当然学生さんが主体となって行う講義のため私は補助ぐらいの感覚で参加し、円滑で学生さんの意見が前面に出るようにサポートを行っていました。それが功を奏したのか、最後のフィードバックの際に班内の学生さんから「意見が非常に言いやすかった」、「言語化が難しい言葉を代わりに代弁してくれるから曖昧な言葉で出しても意見を言えた」と言っていただけました。
このように全く意図していない所で、自身の課題解決につながるヒントが得られるのではないかと考えております。
是非、皆さんも機会があった際には外部イベントに参加してみてください!

Avintonでは今後も外部との交流を増やしていきます

Avintonでは社外との交流を大切にしています。
多様な価値観に触れ、人として成長することに意味があると考えているからです。
技術力だけでなく、人として成長したい方はこちらの応募フォームからご応募ください。
https://avinton.com/careers/midcareer-apply/

まずは話しを聞いてみたいという方はこちら!
カジュアル面談応募フォームよりご応募よろしくお願いします。
https://avinton.com/careers/casual-interview/

Avintonジャパンと産学連携にご興味をもっていただいた方へ

Avintonジャパンでは当社のリードエンジニアが設計開発したエンジニア向け研修Avintonアカデミー研修があります。
ただの座学的な技術研修ではなく、実践に近い形でプログラミング、データベース、AI、インフラなど幅広い研修プログラムを実践的に研修しています。
こちらのプログラムを元にした学校向けプログラムーAvintonアカデミー on Campus を用意しています。

産学連携の発展と、日本のIT人材育成のために実施していますので基本無料で開催しています。(複数回講義、年間授業などは別途ご相談)
詳細情報、他大学や専門学校様との事例、先生方の声などをご覧になりたい方は以下の公式HPよりご確認ください。
【学生向け講義】Avinton Academy on Campus- Avintonジャパン
ぜひこの機会にAvinton Japanとの連携をご検討ください。未来のイノベーターを育成するための一歩を、共に踏み出しましょう。
Avintonジャパン代表の中瀬もnoteでイベントの様子を紹介しています。
よろしければこちらもご覧ください。

お問い合わせ
産学連携, アントレプレナー, SF思考, VUCA

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