2024年11月20日(水)に幕張メッセで開催されたAI EXPOにて、Avintonジャパン代表の中瀬が登壇して講演を実施しました。Avintonからは中瀬を含む3名が参加いたしました。
今回の講演テーマは「自分史上最高のパフォーマンスを:テキスト生成AI活用術」
この1年で業務でChatGPTやCopilotを導入する企業や使用するユーザーが増えてきました。実際、参加された方のほとんどがテキスト生成AIを業務で使用しているとの反応も。
そこで今回は、テキスト生成AIをさらに活用する心構えやテクニックについてデモセッションを実施しました。
キーワードは「AIは私のパートナー」です。
中瀬は、「パーソナライズ機能を活用することで、生成AIは自分の伴走者のような存在になる」ことを実体験をベースにご紹介しました。
アジェンダ
- プロンプト生成5つのポイント
- 日常業務での生成AI活用3パターン
- より効果的に使う小技
プロンプト生成5つのポイント
プロンプトとは、テキスト生成AIに対して指示を与えるための「入力文」や「質問」のことです。このプロンプトによって生成AIの出力の質が決まるといっても過言ではありません。
例えば、Googleで検索する時と同じように複数の単語を並べたり、簡潔な文書で指示を出すのではなく具体的で定量的な指示を出すことで質の高いアウトプットが返ってきます。
日常業務での生成AI活用3パターン
生成AIを活用するパターンは「インプット」「思考」「アウトプット」の3つに大別されます。
具体例として、海外のビジネスリーダーの英語のトークセッションを瞬時に日本語訳し、要約するデモンストレーションを実施。
OpenAI CEOのSam Altmanの以下の45分の動画の内容を要約しつつ、経営者としての中瀬にとって必要なアドバイスを生成してもらう様子を実演いたしました。
https://www.youtube.com/watch?v=xXCBz_8hM9w&t=2s&ab_channel=YCombinator
より効果的に使う小技
日常業務の利用にとどまらず、プライベートでも生成AIを使用し続けている中瀬だからこそ話せるテクニックを紹介いたしました。
- 気になったことはその場で生成AIに聞いてログを残しておく
- 特によく使用するスレッドは絵文字をつけて目立たせておく
- AIと会話した履歴を1日の最後に読み直して振り返りをする
まとめ
中瀬自身のテキスト生成AI活用法を聞いて、
これまでテキスト生成AIを「なんとなく業務では使っているけど、使いこなせてはいない」と感じてる方にとっては大きな刺激になったのではないでしょうか。
生成AIからのアウトプットを一度確認したのちに放置するのではなく、スレッドとしてきれいに整理し、後で振り返ることまで実践している方はまだまだ少ないと感じています。
情報が大量にあふれている時代を生き抜くために、テキスト生成AIを上手に使って自分自身に必要な情報を取捨選択、ストックしていきましょう。
AI EXPO公式HP
https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp.html#/
GUGA公式HP
https://guga.or.jp/