2025年1月29日(水)、学校法人岩崎学園 情報科学専門学校にて、Avintonジャパンが『AI活用入門』の授業を実施しました。今回の授業では、AI技術の基礎とともにスマート農業の実践的な応用について解説。グループワークを通じて、学生がAI活用の可能性を考える機会を提供しました。
学校法人岩崎学園 情報科学専門学校
https://isc.iwasaki.ac.jp/
学校法人岩崎学園 情報科学専門学校とAvintonジャパンは教育連携を結んでおり、学生が業界の要求に応えるための実践的かつ専門的な能力を身に着けることを目指しています。
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今回は弊社から人事、エンジニア1名ずつの合計2名が講師として登壇し、専門学校に通う3年生・4年生を対象に授業を行いました。
今回の授業テーマは「AIと現代社会:農業への応用と未来の可能性」
授業の前半でIT技術やAIが農業分野でどのように活用できるのかを解説し、授業の後半にはぶどう農園の困りごとに対する解決策を提案するグループワークに取り組んでもらいました。
授業の概要
・AI基礎知識
・スマート農業事例紹介
・グループワーク
AI基礎知識
受講学生の中にはAIを専門としていない学生もいたため、基礎的な内容を簡単に解説しました。
AIとは、「人間と同じような知的処理を行うことのできる技術や機械」のことを指すことを伝え、機械学習は下記画像に示すように大きく3つに分類されることを解説しました。
スマート農業事例紹介
Avintonジャパンは2022年より、神奈川県真鶴町をIT分野で支援しています。
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授業では、Avintonジャパンが神奈川県真鶴町で進めているスマート農業プロジェクトを紹介しました。このプロジェクトでは、AIとIoTを活用し、農作業の効率化や品質向上を支援しています。具体的には、環境データを活用した生育管理や、機械学習を用いた収穫タイミングの最適化など、実際の事例をもとに解説しました。
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グループワーク
授業の後半では、実際にブドウ農家が直面する課題に対して、IT技術を活用した解決策を考えるワークを実施しました。
弊社の中に、実家でブドウ栽培をしているエンジニアがいますので、リアルな困りごとをピックアップしてもらいました。
ブドウ農家が直面する課題に対して、どのようにIT技術を使うことができるかを考えることは学生にとって難しかったようです。ただ、どの学生も真剣にワークに取り組み、最終的にはどのグループも素晴らしい解決策を提案してくれました。
参加した学生の声

スマート農業をどう行っているのか等の具体性を知ることができ、とても有意義な講義になりました。
機械を導入するとコストがかかる、人力にすると人手が足らないなどの矛盾した問題があり、そのちょうどいい場所を探すのが難しかったが、とてもいい経験になった。
農業や様々なことに使用されてるなと感じ、これからの農業が発展していくことが楽しみになりました。グループワークでも普段考えない農業について深く考えることができたので、知識がだいぶ身について楽しかったです。
最後に
学生にとって今回の授業は、自分たちが学校で学んでいる内容が社会でどのように活かすことができるのかを知る一つの機会になったのではないかと信じています。
AIは単なる技術ではなく、課題解決のための強力なツールです。Avintonジャパンは今後も産学連携を通じて、実践的な学びの機会を提供し、日本のテクノロジー教育を支援していきます。
Avintonジャパンは日本国内で20校以上と連携(https://avinton.com/blog/tag/産学連携)し、多くの未来を担う人材を育成しています。
また、「Avinton Academy on Campus」を通じて、日本全国の教育機関との連携を深め、テクノロジー教育の新たな地平を切り拓いていきます。