日本の教育の未来を考えるフォーラムを開催
2026年2月19日、Avintonジャパンはミネルバプロジェクト(Minerva Project)と合同で、
教育フォーラムを開催いたしました。
本イベントの開催にあたり、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
当日は、日本全国の教育関係者が数多く参加され、大盛況で終了いたしました。
本ブログでは、イベント当日の様子を写真とともにレポートします!
オープニングトーク:Avinton代表中瀬がスピーチ
イベント開始に先立ち、当社代表の中瀬がオープニングトーク。
Avintonジャパンは教育企業ではありません。
そんな私たちが、なぜミネルバプロジェクトと合同で本イベントを実施したのか。
そこには、中瀬の熱い思いが詰まっています。
「日本の教育を変えたい。」
「教育とビジネスは切り離すものではない。」
「教育と、技術の間に、私たちが立つ。」
私たちは、技術と教育の現場の両方を見てきました。
だからこそ、両者の間に壁があることを実感しています。
本イベントは、その断絶を越えるために企画しました。


第一部:Ben Nelson氏が語る「思考OS」の衝撃
イベント前半では、ミネルバ大学の創設者である、Ben Nelson氏が基調講演。
彼らの信念ともいえる「思考OSの必要性」について熱くプレゼンをしてくださいました
「世界は急速に変化しているが、教育はその変化に追いついていない」
「私たちは、知識ではなく、思考そのものを教える必要がある」
彼の熱量に会場の参加者たちも惹きこまれていきます。


時代の変化と、私たちに問われていること
生成AIの登場により、
- 知識の検索・整理・生成は瞬時に行える
- 標準的な解答は機械が提示できる
- 情報処理の速度では人間は優位に立てない
という現実が可視化されました。
だからこそ問われているのは、
- 何を知っているかではなく、どう考えるか
- どれだけ覚えているかではなく、どう応用できるか
- 単独の能力ではなく、複雑な状況でどう統合できるか
という「思考の質」です。
Ben氏はMinervaを、
critical wisdom for the sake of the world
世界のために批判的な知恵を育む存在
と定義しています。
ここでいう“critical wisdom”とは、単なる批判的思考ではありません。
複雑な社会課題に対して、多面的に分析し、倫理的に判断し、実行に移す力です。
参加者同士でのディスカッション
そして、プレゼン終了後には、活発に議論が行われ、Ben氏への質問も多くありました。
教育リーダーたちが一堂に会し、それぞれの想いを共有する。
その新たな交流と刺激こそが、イベントの価値であったと確信しています。


第二部:高等教育と高校に分かれ、実践的セッション
後半は、参加者の所属カテゴリーを2つに分け、分科会を実施。
大学・専門学校の高等教育機関の方々と、高校の方々に分かれました。
それぞれのセッションで、より現場の課題に直結した議論が行われました。
「自分たちの教育をどう変革していくか?」
参加者各々が現場のリアルを踏まえ、自分事として考え続けた時間となりました。




懇親会:イベントでつながる、全国の縁
イベントの最後に、懇親会を実施。
自分たちの直面している課題について議論しながら、親睦を深めていきました。


参加者の声:「一歩ずつ、自分たちから、変わる」
イベントに参加された方の感想の一部をご紹介いたします。
印象的なのは、「理論として面白い」で終わらず、「自校で何から始めるか」という議論に進んでいたことです。
私たち、Avintonとしてできること
AvintonジャパンはIT企業であり、教育機関ではありません。
しかし、我々だからこその貢献方法があると、信じています。
その一つが、Avinton Academy on Campusです。
Avinton Academy on Campusは、
全国の教育機関と連携しながら、
知識ではなく、思考力をはぐくむプログラムを展開しています。
「なぜPythonを学ぶのか?」
「どうして、IT・AIが注目されているのか?」
私たちの取り組みの中心には「なぜ?」という問いが常にあります。
この問いかけにより、学生も自ら思考を始めます。
私たちは、今後もIT企業ならではのアプローチで、日本の教育業界に貢献し続けます。
最後に
今回のフォーラムはゴールではありません。
今後は、
- 小規模パイロット校との共創
- 教員研修の拡張
- 評価設計の共同開発
- 産学連携型キャップストーン設計
を段階的に進めていきます。
教育の本質が変わる時代。
その転換を、
理念で終わらせず、
実装へ。
Avintonジャパンはこれからも、
多角的な伴走支援を通じて、教育の未来を共に設計していきます。
関連リンク
今回のフォーラムに関する詳細
ミネルバプロジェクトについて









