現在IT業界では知らない人はいないワードの一つ、「AI」「機械学習」。
この記事ではAvintonが開催するアカデミーでもこれまで共有してきた、AIとは何か?どんな風に活用されているのか、について少し解説します。
より具体的な機械学習を使ったシステムの例について知りたい方は、弊社のAIを活用したサービス事例についてをご覧ください。
AIでオンライン広告
バナー広告
適切な対象者に適切なタイミングでバナー広告を見せるためには、年齢、国、ブラウザ履歴、ドメイン、何時、デバイスなど 大量の情報を分析する必要があります。これを普通の統計でアプローチするには非常に複雑です。
機械学習で、バナーをクリックする可能性があるユーザーを特定するために情報を分析し、適切なタイミングでサイト訪問者の興味、嗜好に合ったバナー広告を表示することができます。
ネットショッピングでよく見る、「よく一緒に購入されている商品」「この商品を買った人はこんな商品も買っています」などの商品の提案もAIが行っています。
AIを医療に
病気を診断するために用いれらる、CTやMRI。それらを用いた画像診断にも将来AIが活用されるでしょう。CT、MRIをスクリーニングして医師が発見できないような病変を発見するためにディープラーニングの開発が進められています。
例えば
- がんの検出
- 異常検出
- 正確な差分比較と過去の履歴スキャン
- 虫歯
- 骨折
- まれな疾患
などの診断です。
この画像分析の正確率がさらに上がると、医師でも見落とすような異常を発見できるようになるかもしれません。しかし現実に実社会で用いるためにはかなり高い正確率でなければなりません。トレーニングするにはまだまだ時間がかかりそうです。
これが実現され画像分析が自動化されれば、コストが削減され、患者により良い価値をもたらします。
AIで自動運転
世の中に徐々に広まっている自動運転車もAIが活用されています。その機能は例えば、
- センサーによる読み取り
- 画像処理
- 物体の検出
たくさんの走行中ビデオを使用し、機械にトレーニングさせます。
またソフトウェアアップデートを使用して継続的に運転モデルを改善します。
日本政府は2020年の東京オリンピックまでに自動運転タクシーを広く普及することを宣言しています。
Aiでカスタマーサポート
テキストや音声を通して、人と自動的にコミュニケーションが照れるプログラム、チャットボット。LINEやFacebookなどのメッセージ機能を利用して、あたかも実際の人間と会話をしているような気分でさまざまなサービスが利用できるようにと開発された人工知能プログラムがチャットボットです。
Microsoftが開発した、ディープラーニングなど本格的なAIがバックに控えており「しりとり」などのちょっとした言葉遊びにも対応できる「りんな」もチャットボットの一つ。
さまざまな企業が自社のサービス提供のためにプログラムを開発し、続々と投入中です。ドミノピザのチャットボットではピザが注文でき、食べログもチャットボットでお店探しができる。
宿泊予約サイト「Relux」のチャットボットでは旅行の相談が可能だし、シゴト交流サイト「Wantedly」のチャットボットでは「アパレル系の仕事をしたいんですけど」などと入力して仕事探しが可能になります。ほかにもたくさんのチャットボットがあり、今後チャットボットが日本中で使用されるのも遠くないのではないでしょうか。
参照:TIME&SPACE
AIが社会に与える影響
多くの仕事がAIに置きかわります。
18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業革命と同じように、もしくはそれよりも大きな変化が起こるかもれません。2030年までに約40%の仕事がAIによる自動化の影響を受け、それが大規模な社会経済問題を起こすかもしれません。
政府はそれを避けるためにあらゆる調整を図る必要があり、また子供達が将来人工知能を用いた仕事に適応できるように、教育システムの変更も必要になってきます。
労働者の再訓練も行う必要があります。
様々なことが自動化されることによって、責任の所在も問題になるかもれません。
50年後の未来は、AIによって現在の姿とは大きく変わっているでしょう。
終わりに
今回紹介したのは、弊社が定期的に開催しているインターンアカデミーの内容のごく一部で、みなさんに身近な例をご紹介しました。
Avintonアカデミーでは、もっと掘り下げて、テクニカルなことも解説しています。
Avintonでも機械学習を用いたプロジェクトが進行しており、適性が認められれば、正式な入社前でもプロジェクトに参入していただいており、早い段階からスキルアップすることができます。
もっと知りたい、AIや機械学習、ディープラーニングに興味のある方はご連絡お待ちしています!Avintonでは、やる気に溢れる若いエンジニアを大募集しています。
毎月弊社のエンジニアとざっくばらんに自社サービスや交流ができ
随時お問い合わせ受付中です。