Avintonジャパンは機械学習、ビッグデータのシステム開発、ITコンサルティングはじめ、多数のクライアント企業様のご要望に応じたスキルを持つエンジニアの派遣も行っております。
そんなAvinton社員の中でも特にお客様満足度、信頼度が高い、Fさんにお客様先で働くエンジニアとしての心構え、働き方について教えていただきました。
留学経験があり、前職で営業職をしていた彼は、その経験をエンジニアになっても現場で生かし、お客様と良好な関係を築いています。
プロジェクト内容
SAPシステムの運用保守業務。ユーザーからの問い合わせに回答するための調査や検証を担当しています。回答手段は主にメール。電話はあまり使わず文書で履歴を残します。
電話での回答や画面共有でのリモート案内も行いますが、その後は文書でも改めて回答します。このスタイルで作業効率化、ユーザー教育、ヘルプデスク内のナレッジ蓄積など実績を上げています。
エンジニアスキル × 英語
フィリピンに留学経験のあるため、英語を使う業務も任されています。
約1年前から海外ユーザーからの問い合わせも担当することになりました。翻訳業務や海外ユーザーへの回答も発生するため、語学力も活用できています。
最新情報はシリコンバレーなどの海外から流れてくることが多いIT業界。バグの修正や最新技術に関することも、英語で書かれた資料や技術書の方が断然多く質も高いため、英語を得意としていれば、いち早く欲しい情報が手に入れられ、迅速な問題解決にもつながります。
また、海外企業を顧客に持つ日本企業も多いため、英語でコミュニケーションが取れると、大きなアドバンテージとなります。
エンジニアスキル × コミュニケーション能力
1. 良好な人間関係の構築
これまでの経験上、ポジティブに業務を遂行するために、良好な人間関係の構築というのは非常に重要です。
なぜかというと、任されるタスクの中には時間をかければ自力で解決できても、いかんせん緊急で対応する必要があるものもあります。そうした時、自分の力になってくれる味方がいるというのは本当に有難いことです。
例えば、誰かから何か頼まれたら、ケースバイケースですが、(翻訳など)できるだけ早く対応すること。そうすることで、自分が何か依頼した時も優先順位を上げて対応してくれます。
2. 思いやりのある言葉がけ
忙しいマネージャーなどに話しかけたり相談するときも、相手の様子をうかがってからにします。
現場ではミーティング予定などもOffice365によって共有されているので、ミーティング直前などは相手も資料作成をしている場合があるのでなるべく避け、どうしても必要な場合は、「お忙しい中申し訳ありませんが。。」など、クッション言葉を入れます。
もしくは「3分だけよろしいですか」など、短時間で済むタスクであればそれも具体的に伝えます。
大事なことは、これが分からないと進まないことを抱えて自分の作業の機会損失を生まず、効率的に働くこと。平たくいえば、作業が進まず何もしない時間をいかに削るか。
しかし、基本精神は「自分にされて嫌なことは、相手にもしない」ということ。
3. 密なコミュニケーションでニーズをいち早くキャッチ
密なコミュニケーションにより、お客様からのニーズをいち早く把握できました。営業経験からも、情報は果物と一緒で、鮮度が命。迅速かつ綿密な連携を行うことで、お客様が求めることに迅速に対応することで信頼獲得に繋がります。
工夫による3つの”UP”
信頼度UP
これらの工夫により、お客様からは仕事に対する取り組み方を評価していただき、新しい資料作成など依頼されるようになるなど、信頼度がUPしました。
雰囲気UP
また、あまり会話のなかったメンバー間同士の会話の起点になったりとチーム全体の雰囲気がよくなりました。
作業効率UP
タイミングを図ることで、その間別の業務をするなど効率的に働くことで、無駄な時間が減り、残業時間も少なくなりました。
まとめ
今回紹介した内容はエンジニアに限ったことではなく社会人として誰にでも必要とされるスキルではないでしょうか。
近年、エンジニアは、スキル×〇〇が求められる場合もよくあります。
今回紹介したFさんはスキル × 高いコミュニケーション能力、そして、スキル×英語力 によって現場で大活躍しています。高いエンジニアスキルがない = パフォーマンスが低い、ではないようですね!