Avintonジャパンは、神奈川大学、自治体、外郭団体、地域住民等と連携し、オープンイノベーションでSDGsの実現に取り組みを目指すデータプラットフォーム事業をスタートしました。産官学民が一体となって「観光関連データを活用した横浜の現状分析・未来予測、ソリューション開発」に取り組みます。本プロジェクトの技術パートナーとして選ばれたAvintonは、データプラットフォームの開発を担当します。横浜の観光の未来を形作り、持続可能な発展(SDGs)を目指してまいります。
ニュースメディア「VOIX」に注目ニュースとして「産官学連携 観光プラットフォーム開発」が掲載されました
弊社の新しい取り組みである観光関連データを活用した横浜の現状分析・未来予測、ソリューション開発について、ニュースメディアVOIXのVOIX SDGsにて取り上げられました。
本記事では、ビックデータとAIの技術を持つ弊社がどのようにSDGsに貢献していくのかを説明しておりますので、是非ご覧ください!
産官学が力を合わせ、横浜市の観光産業を革新していきます。コロナウイルスの流行が横浜観光に大きな経済的影響を与えたことから、横浜市はデジタル技術に着目し、早期復興と観光の未来を見直しています。特に、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に重点を置いています。
横浜市の観光に関するデータ
このプロジェクトは、公益財団法人横浜観光コンベンションビューローと神奈川大学工学部高野倉ゼミ(高野倉教授とゼミ生3名)が中心となって立ち上げたもので、横浜市と神奈川大学工学部高野倉ゼミの共同プロジェクトです。様々な業界の専門知識を結集した約50の機関・団体を巻き込んでいきます。知識を集約し、組織の多様性を活用することで、インパクトのある持続可能なソリューションを立ち上げることができると考えています。本活動は、神奈川新聞、旅行新聞、Yahooニュースでも紹介されました。
「ビッグデータとAI技術に特化した経験を持つ当社が、神奈川大学のプロジェクトの技術パートナーに選ばれたことを誇りに思います。横浜市に深く根ざした企業である当社にとって、今回の協力は特別な栄誉です。プロフェッショナルなレベルだけでなく、個人的なレベルでも、皆さまと力を合わせ、観光の未来に取り組み、地域社会に価値を生み出すことを願っています。」
Avintonジャパン株式会社
代表取締役社長 中瀬 幸子
「顧客ニーズを含むビックデータ×AIのデータテクノロジーを活用し、横浜における観光の現況を分析し、観光需要の未来予測を行い、横浜を訪れる観光客、お客様をおもてなす企業、それを支援する行政など、ステイクホルダーのWin-Win-Winを実現するソリューションの開発を目指す。」
神奈川大学
髙野倉 雅人 教授
プロジェクト概要
プロジェクトの第1フェーズでは、ビッグデータとAIデータ技術を活用し、横浜の観光の現状を分析し、将来の需要を予測します。Avintonジャパンはテクニカルパートナー、コンサルティング担当として、要件定義のフェーズから深く関わっています。優秀なITエンジニアの育成を企業ビジョンの中核に据えていることから、神奈川大学の学生さんにも社内研修プログラム「Avintonアカデミー」に参加いただいています。
高野倉ゼミとともに、ビッグデータ、AI、DX、画像解析などの最新技術を活用したデジタルプラットフォームの開発を進めています。第一段階として、既存の歴史的な観光データ(来訪者データベース、ホテル宿泊、移動データ、アンケートなど)を収集し、新たに生成されたデータと組み合わせます。
次のステップとして、これらの大量のビッグデータを、このプロジェクトのために特別に開発されたAIモデルを使って分析します。これらの知見をもとに、横浜市の観光産業のV字回復を実現するための斬新な解決策を提案します。
課題と可能性
多くのデータ関連プロジェクトがそうであるように、データ収集は一つの大きな課題です。「データの量や質が十分でなければ、最終的に大きなメリットを得ることはできません」と、Avintonジャパンのプロジェクトリーダーの稲川裕樹は話します。「観光プラットフォームの場合、横浜にある多くの団体と直接協力し、生のデータにアクセスできることがメリットです。そして、この生データを解析して、無効な値や偏った値は削除していき、分析用にデータを整理していきます。”
しかし、技術的な課題とは別に、別の難しさもある。お客様のニーズは常に変化していますし、企業や行政の経済的な目標、環境問題への関心も変化しています。「個々のニーズが矛盾しているように見えることもある」と稲川は続けます。「すべてのステークホルダーを満足させるWin-Win-Winのソリューションを開発することも、このプロジェクトの大きなチャレンジです」。
その秘密は、デジタル技術の活用にある。まずは、観光プラットフォームに収集されたデータをBIツールのダッシュボードに載せ、エンジニアでない人でも簡単にデータを分析することが出来る環境を整えます。
また、より多くのデータが蓄積されれば機械学習モデルによる未来予測の精度が向上していきます。リアルタイムでデータを収集・分析することで、横浜市の観光産業はこれまで以上に迅速に学習・反応し、新しい状況に適応できるようになります。
横浜市をはじめ、多くの地域の観光産業がパンデミックの影響を受けている今、私たちはこの機会を利用して、持続可能な方法で観光を見直し、再構築していきたいと考えています。産学官が連携してこの灯台プロジェクトを立ち上げることで、デジタル技術が現代の観光とSDGsの達成にどのように貢献できるかの模範を示したいと思っています。
Avintonジャパンについて
Avintonジャパンは、横浜に拠点を置くビジネスとITのコンサルティング会社です。私たちは、優良な多国籍企業や地方自治体のデジタルトランスフォーメーションパートナーです。私たちは、ビッグデータおよびAIソリューションの設計と提供を得意としています。私たちのテーラーメイドのデータおよびAIパイプラインは、クライアントの働き方とシームレスに統合することができます。
Avintonジャパンでは、最先端のIT技術を駆使し、お客様に優れたソリューションを提供できる優秀なエンジニアを育成しています。
私たちは、多様なチームに対してだけでなく、社会に対しても貢献していきたいと考えています。2021年、Avintonジャパンは神奈川県と横浜市の公式SDGsパートナーに認定されました。
Avintonデータプラットフォームについて
Avintonではビッグデータ分析や機械学習プラットフォームへのソリューションとして、Avinton Data Platformという自社ソリューションを開発・提供しています。世界的に最先端の技術が使用されており、数百TBレベルのデータを保持することができ、また高速にデータ分析や機械学習を行うことができるプラットフォームとなっています。
詳細はこちらからご確認ください。