2025年2月、横浜市観光協会(以下、YCVB)主催の「観光データダッシュボード使い方セミナー」に、Avintonジャパンのエンジニア2名が開発担当者として参加いたしました。
現在、弊社はYCVB、神奈川大学と連携してYCVB観光データプラットフォーム事業に取り組んでいます。
近年、デジタル技術の進化に伴い、観光分野でもデータを活用した戦略的な取り組みが求められています。観光データプラットフォームの導入やダッシュボードの活用は、地方自治体に多くのメリットをもたらし、地域の観光振興や経済活性化に寄与するといわれています。
今回のセミナーは、その事業のメインサービスである観光データダッシュボードを賛助会員の皆様に使っていただくことを目的として開催されました。
YCVB観光データプラットフォーム事業についての詳細はこちら
YCVB観光データプラットフォーム ダッシュボード アップデート内容
弊社はYCVB観光データプラットフォーム事業のメインサービスとして、YCVBの賛助会員様限定コンテンツである「観光データダッシュボード」を作成しています。
これまで、ダッシュボードには以下の4つのデータが公開されていました。
- 観光案内所データ
- 来訪意欲調査データ
- 観光消費動向調査データ
- WiFiセンサーデータ
今回、これら4つに加えて新たに
- 携帯キャリアの人流データ
- 観光関連オープンデータ
の2つのダッシュボードを公開いたしました。
新たに追加したダッシュボードにより、横浜・みなとみらいエリアの観光状況がより理解しやすくなりました。
このプラットフォームは、観光客の行動パターンや消費傾向を把握し、マーケティング戦略の立案や観光資源の開発に役立てることができます。
例えば、携帯キャリアのデータから特定のエリアへの来訪者数や滞在時間を把握し、イベント開催時の集客効果を予測したり、観光客の満足度向上に繋げることができます。
今後もYCVB賛助会員の皆様からの要望に基づき、ダッシュボードの改善やニーズの高いデータを追加していくことで、利用者の皆様が容易にデータ分析できる環境を提供していきます。
ダッシュボードの体験版は以下のリンクからご覧いただけます。ぜひ実際に触れてみてください。
https://ycvbsightseeing.adp.avinton.com/superset/dashboard/31/
セミナー概要
YCVB様より、ダッシュボード操作マニュアルに沿って観光データダッシュボードの使い方をご紹介いただきました。
ログイン手順や基本的な用語の説明、データ分析の実例紹介を盛り込んだ操作マニュアルを賛助会員向けに公開しております。
まとめ
今回のセミナーには約50名の賛助会員の方に参加いただきました。
多くの方が観光ダッシュボードに興味を持っていただいていることをうれしく思います。
引き続き、このダッシュボードのさらなる改善を通じて、YCVBならびに賛助会員様が直面する課題に対応し、ビジネス成功をサポートできるような継続的な貢献を目指しています。
また、Avintonジャパンは今後もYCVB、神奈川大学と産官学連携を強め、横浜市の観光データ活用を推進していきます。
お問い合わせ
我々Avintonは、日本のIT・AI技術の活用を促進すべく、日々エンジニアやプロジェクトマネージャーの育成に取り組んでいます。ご興味がありましたら、以下のリンクよりぜひお問い合わせください。
- キャリアデザイン講義や専門学校、大学向け講義の詳細:Avinton Academy on Campus
- データ分析やビッグデータ解析講義についての詳細:Avinton Academy with Platform
- Avinton Japan採用情報:Avintonジャパン採用ページ
弊社では、エンジニア向けの技術研修を提供するAvinton Academy on Campusを通じて、社外の方々にも技術研修を提供しております。対象の方や狙いに合わせて講義の内容や時間まで調整可能です。
また、Avinton Academy with Platform というデータサイエンスに特化した連続講義も行っております。
このような内容に興味がある方は、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。