ESXi - VyOS
今回はESXiを使い、仮想ルータ「VyOS」を使った演習を行っていきます。
VyOSとは?
ルータとして動作するための様々な管理用コマンドやソフトウェアが搭載されていて、
Vyattaから派生したオープンソースで開発されているソフトウェアルータです。
Step1: ISOダウンロード
・VyOS ISOのダウンロード
今回は VyOS-1.1.7-amd64.iso
https://vyos.net/get/
をダウンロードします。
ダウンロードができたら新規作成でVyOSを作成してください。
— VyOS 設定内容 ——————-
-互換性
ESXi6.5仮想マシン
-ゲストOSファミリ
Linux
-ゲストOSのバージョンの選択
Debian GNU/Linux 6 (32ビット)
-CPU
1
-メモリ
512
-ハードディスク
8G
-ネットワークアダプタ
Network
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・VyOSを起動し、以下のリンクからユーザーガイドを参照してください。
http://wiki.vyos-users.jp/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89
インストールの欄の install image を行い、システムを再起動まで出来たら、VyOSの完成です。
Step2: VyOSの設定
・DHCPの設定
1 2 3 4 5 6 7 8 |
vyos@vyos:~$ show interface Codes: S - State, L - Link, u - Up, D - Down, A - Admin Down Interface IP Address S/L Description --------- ---------- --- ----------- eth1 u/u lo 127.0.0.1/8 u/u ::1/128 |
現在1つのネットワークカードが接続されています。
ですが、まだインターフェイスにIPアドレスが降られていません。
なので「 eth 1 」DHCPでIPアドレスを取得するように設定します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
vyos@vyos:~$ configure ← 編集モードに入ります。 vyos@vyos:~$ set interface ethernet eth0 address dhcp vyos@vyos:~$ show interface ethernet eth1 { address dhcp ← DHCPになっていることを確認してくだい。 hw-id 00:0c:29:bc:8a:25 } loopback lo { } vyos@vyos:~$ commit vyos@vyos:~$ save vyos@vyos:~$ exit |
インターフェイスにIPアドレスが振られたか確認をしてくだい。
1 2 3 4 5 6 7 |
vyos@vyos:~$ show interface Codes: S - State, L - Link, u - Up, D - Down, A - Admin Down Interface IP Address S/L Description --------- ---------- --- ----------- eth1 192.168.1.1 u/u lo 127.0.0.1/8 u/u ::1/128 |
このようにeth1にIPアドレスが降られていれば完了です。