本記事では、フロントエンドのWeb開発における基礎的なことを紹介します。実践的な演習に入る前に読んでいただければと思います。
フロントエンドWeb開発（クライアントサイド開発とも呼ばれる）は、HTML、CSS、JavaScriptを使用してWebサイトを作成することを指します。
- HTML (HyperText Markup Language): Webページのコンテンツの構造を作るために使うマークアップ言語
- CSS (Cascading Style Sheets): HTML要素をどう表示させるか（体裁や見栄え）を表現するための言語
- JavaScript: Webページにおいて、コンテンツを動的に更新する機能を作成できるスクリプト言語
ブラウザと互換性について
ブラウザは、HTML、CSS、JavaScriptファイルをWebサーバーから取得して表示します。ブラウザの種類は複数あります。そのため、1つのブラウザだけでなく他のブラウザでも、正しく動作する互換性のあるコードを書く必要があります。
こちら（browser_compatibility）は、ブラウザの互換性を示す一例です。
どのブラウザのどのバージョンが、アロー関数をサポートしているかどうかを確認することができます。
Webサーバーとは
Webサーバーには、HTML、CSS、JavaScriptファイルなどが保存されています。Webサーバーは、ブラウザからのリクエストに対してのレスポンスとして、これらファイルをブラウザに送信します。
例えば、Avintonのトップページ（https://avinton.com/）にブラウザからアクセスした場合、Webサーバは、ブラウザにHTML、CSS、JavaScriptファイルなどを送信します。以下のように、ブラウザの開発者ツール（Google ChromeブラウザではDevTools）を用いると、送信されたファイルを確認することができます。
参考：Webアプリ開発に欠かせないGoogle Chrome DevToolsの基本
HTML、CSS、JavaScriptの学び方
学び方は様々ですが、こちらのサイト（w3schools）のチュートリアルを進めるのがおすすめです。
ライブラリ・フレームワークについて
ライブラリやフレームワークを使用することで、開発を効率的に進めることが出来ます。多くの開発で使用されており、ほとんどがオープンソースです。以下は、フロントエンドのWeb開発で良く使用されるライブラリ・フレームワークです。
次は、こちら（NodeJSでWebアプリケーション開発 – React編）に取り組んでみてください。
