Raspberry Pi とは
Raspberry Piは一般的に”シングルボードコンピュータ”と呼ばれる小型のPCで、IoTアプリケーションの開発やテストなどに使用されます。
本来の販売価格は25$ ~ 35$と安価に入手可能でしたが、近年では半導体不足や人気が上がった影響で価格が高騰しています。2024年には、よりハイスペックなRaspberry Pi 5も発売されました。
Raspberry ではRaspberry Pi OSと呼ばれるDebian LinuxベースのOSを一般的に利用します。デスクトップOSでの操作も可能な点から、IoTの開発などによく利用されます。
このページでは、RaspberryにRaspberry Pi OSをセットアップする方法について記述します。
必要なもの
- Raspberry Pi (このページの写真では3B+を使用します)
- 電源アダプター
- 作業用PC (Windows/Mac/Linux)
- MicroSDカード (16GB+)
- SD cardリーダー (+ アダプター)
- HDMI ケーブル
- ディスプレイ, キーボード, マウス
手順
1.作業用PCで、microSD card を接続する
2.作業用PCで、Raspberry Pi Imager をインストールする
3.Raspberry Pi Imagerを起動して、OSとmicroSDを指定する (必要に応じてユーザー名やWifiの接続を設定する)
4.Raspberry PiのイメージSDカードが作成出来たらRaspberry Piに接続して電源を入れる
5.その後、ディスプレイが表示されるのを確認する
6.ネットワークの設定などを行う
7.パッケージのアップデートを行う
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sudo apt update && sudo apt upgrade -y |
まとめ
このページではRaspberry Pi OSのセットアップ方法を説明しました。
ぜひ手元のデバイスにインストールして、IoTアプリケーションの開発を行ってみてください。