コンテナ仮想化技術とは、OS上でパッケージ化(コンテナ化)されたアプリケーションを実行するための技術です。
アプリケーションに必要な実行環境や依存関係、ソースコード、バイナリなどはすべてコンテナ内に含むことができます。
そのため、アプリケーションの実行のために必要な依存関係や実行環境をOS上にインストールする必要がなく、
利用したいコンテナイメージをダウンロードし起動するだけで簡単、迅速に実行できます。
利用後にコンテナを終了すれば、ホストOSには何も残りません。
また、多くの企業や個人がアプリケーションをコンテナイメージとして提供しており、
コンテナを利用することでインストール作業を単純化することができます。
またコンテナ技術を使用した、アプリケーションの設計、実装をする方法も増えてきています。
そのような実装をマイクロサービスアーキテクチャと呼びます。
複雑なアプリケーションをそれぞれの部品ごとに分解し、別々のコンテナとして開発します。
これによりアプリケーションの開発や保守、更新、スケールが簡単になります。
一方で、多くのコンテナを持つことによる複雑さが引き起こす課題もあります。
Dockerはコンテナイメージを開発、利用するための人気のプラットフォームツールです。
このページでは、Dockerをセットアップするための概要を紹介します。
それぞれのリンク先から公式ドキュメントに従ってセットアップを行ってください。
DockerはLinuxカーネル上で動作するように設計されているため、Linux上でDockerをセットアップすることをお勧めします。
Avintonは、VirtualBoxを用いたLinux仮想環境 (Ubuntu 20.04 LTS)の構築手順をこちらで公開しています。
Linux環境をお持ちでない方は、この機会にセットアップをお勧めします。
Docker hubアカウントの作成
Docker hubはクラウド上のイメージレジストリです。自分で作成したコンテナイメージを世界に公開、共有することができます。
また、他の企業や個人が作成したイメージを検索し利用することができます。
Docker hubアカウントはこちらで作成できます。
Linux環境をお持ちの方
- Ubuntuを使用している方はこちら
- Avintonでは、こちらのページでUbuntu Desktop上にDockerをインストールする方法を紹介しています。
- その他のディストリビューションを使用している方はこちらから見つけてください
学習環境においては、dockerをsudo
コマンドなしで実行できるように設定すると便利です。
こちらを参考に設定してください。
(本番環境や共用環境では設定するべきではありません。)
Linux環境をお持ちでない方
Docker環境を準備できなかった方
Docker PlaygroundではWebブラウザ上でdocker環境に触れることができます。
ただし、一定時間経過後には接続が終了し、データが削除されます。
どうしても環境構築ができなかった場合は、こちらを利用してください。
利用にはDocker hubのアカウントが必要になります。
dockerのテスト
以下のコマンドでHello from Docker!
と表示されれば成功です。
1 |
docker run hello-world |
あなたも、Avintonでこのような最先端技術を習得し活用してみませんか?
社員の成長を導きながら、AIやビッグデータなどの最先端技術をプロジェクトに活用していくことが私たちのビジョンです。Avintonの充実した技術研修でスキルアップを図り、あなたのキャリア目標を一緒に達成しませんか?